スコラ 坂本龍一 音楽の学校 シーズン4「“電子音楽”編」(4)

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この番組のまとめ

♪~「schola 坂本龍一 音楽の学校」電子音楽編。 「schola」では そうした電気を使ったメディアを介して伝えられる音楽全てを広く 電子音楽と捉えています。 それが たまたま 何らかの形に記録されていればその電気を もう一度空気の疎密波に戻すと録音して再生したという事になりますね。 現在の録音方式は空気の疎密波をマイクによって 電気信号に変換し記録するという仕組みです。

作り込むという意味ではマイクに入る音っていうのは広くするか 狭くするか近づければその音しか入らないんですけど遠くにすると 実は引きっていうだけじゃなくてその部屋の空気っていうのが実は 反射音だったり響きだったりするのが入っていくんですね。 楽器が鳴らしやすい部屋って必ず 静寂と程よい反射音の響きがあるんですね。 実際に ピアノの音を聴く時はここで聴く人はあまりいないんですけどもホントに ここで聴いてるかのような位置ですよね これはね。

そういう意味ではこういう 生演奏なんだけど電気的に操作されたコントロールされた音楽という事で。 「schola」電子音楽編。 改めて スポットを当てる斬新なコンセプトにより世界最高峰といわれるメディア・アートの祭典でグランプリを受賞しています。 このような作曲方法はアルゴリズミック・コンポジションと呼ばれます。