今回も「クルマの経済学」を今日は クルマにまつわる最大の問題 「渋滞」とクルマにとっての必需品である「道路」について考えます。 先生 クルマに乗るにはクルマを買うか 借りるかしてガソリン代を払えば 乗れるもんだと思ってたんですけど実は そうじゃなくて外部費用というのがあってそれを払わないと ホントは乗ってはいけないんじゃないかと。 渋滞も やっぱり外部費用なんですか?そうですね。 ある経済学者が試算したところ日本全国で発生している「渋滞による外部費用」の合計はおよそ11兆円と言われています。
ピーク・ロード・プライシングとは混雑時の料金制度のこと。 クルマの渋滞が名物と言われているロンドンでは料金徴収エリアには650台のカメラを設置。 一方 シンガポールでは70年代から渋滞対策を始め更に きめ細かいピーク・ロード・プライシングが行われています。 ETCに似たシステムを導入し幹線道路や高速道路に72か所のゲートを設置。 更に その道路の通行車数データに応じて例えば 10時台に ボ~ンとお金を課金すると又吉さん どうします?ちょっと その時間は避けようかなとなりますね。
Aさんは この道路に60万円出す価値があると考えました。 なんか よくわからない全然価値のない道路でも完全な公共財なので 今までは無料で提供するってのが代表的なものは それぞれこの4つ。 道路を維持管理するためにヨーロッパでは 税金に加え道路を使った人が 使った分だけ料金を払うシステムが施行されています。 ドイツでは 12トン以上の大型トラックに専用のGPSの搭載が義務づけられ走った距離に応じて道路の使用料が課金されます。