エレキテルという静電気を発生させる装置を作り人々を驚がくさせました。 しかし 多芸多才の源内にとってエレキテルは ほんの一部。 更に 羊を飼育して羊毛を取ろうとしたり今日ね 皆さんに味わって頂きたいのは源内の こちら!「イノベーション」というと 「技術革新」というふうに訳されますよね。 駒村純一さんは老舗製薬会社の社長です。 しかし 社員たちは老舗ブランドを過信しそれまで医薬品や食品を包んだ商品しか作ってきませんでしたが駒村さんは異分野に目を向けます。
歴代藩主が 100年以上かけて造った庭園 栗林荘の一角をわざわざ薬草園に変えてしまうほどの源内は 藩主から薬草園の世話係に抜擢されます。 いや~ 源内って本草学者だったんですね 先生。 だから 薬草の研究なんだけども源内の場合は薬草の草木だけじゃなくて鉱物とか 動物まで広げて自然界にあるものをみんな一つ一つ確かめてみようと考えるようになったんですね。 だから本草学が だんだん薬草学薬物学を超えて博物学に近づいてきた。 本草学の知識を深めるために長崎に向かった源内です。
イノベーションの動機は怒りだという話だったんですが具体的に源内はどんな方法を使ってハンドルがついた木箱。 源内は これを医療器具として宣伝。 実は エレキテルは もともとオランダ人が日本に持ち込んだもの。 そして これは源内が描いた温度計の構造図。 オランダ人が 完成に十数年かかったという温度計も源内は すぐに原理を見抜き作り上げてしまいました。 しかし 源内の時代中国では 内乱の影響で生産が下火になっていました。 9年前 香川県さぬき市のグループでは源内焼を再現しました。