♪~ご機嫌いかがですか?「NHK短歌」司会の濱中博久です。 それでは 「NHK短歌」にお招きした今日のゲストをご紹介致します。 私どもが よく知ってるヒット曲の構造分析もなさってますがそうする事によって 何が…?生きやすくするというか現代社会って 閉塞感とか何とか言われておりますけれどそういうものを 生きやすくできるヒントが あるんじゃないかなと。
「老いて」と「神さま」というのがコンビニと 全くかけ離れてるんです。 「神さま」と「コンビニ」これは フリが利いていてオチがあるみたいな感じなんですよね。 この結句 「コンビニ」はびっくりしますよね。 では この中から 斉藤斎藤さんが選んだ 特選三首の発表です。 「『あれ』は コンビニ」っていうこの出し方をする時にコンビニが まるで奇跡のように輝くんですよね。 こんなコンビニの歌は 見た事がなくてびっくりしました。
ただ そのパクリの中で マキタさんがご結婚されて10年目で奥様への思いという個人的なマキタさん自身の経験というものをそこに 一つ要素を加える事でグワッと マキタさん唯一の表現が立ち上がってくるという解説がされていてこれは まさに 短歌と近いんじゃないかなと思いましたね。 三首目の 「でも あれだよね…」これなんかは「幸せを吸ってはいたあの頃」まではちょっと油断させてるんですけど急に「でも あれだよね…」っていう生々しい表現が出てくる事でぐっと引き込まれて人間臭さが出てくる。