サッカーのジョークなんですけど動物チームと虫チームが いてましてサッカーの試合をしてたんですが前半戦は 圧倒的についには 虫チームの大逆転勝ち。 東海道 小田原の宿小松屋清兵衛という赤く染めた上に 黒をかけるとその黒紋付きに 艶が出る履いてる雪駄は もうちびるだけ ちびってしもうてね地べたに 鼻緒がすがってるのかなと思うぐらい。 「1升? よう飲む人やな」と思て 用意をすると風呂から上がって湯呑みで グビビ~ グビビ晩飯の膳の上で きれいに1升 空けてしまうとゴロッと寝てしまう。
「あのな~ おいお前 何や言うたら『養子や~ 養子や』言うて お前私の事 ばかにするけどな私かて お前宿屋の亭主 15年 やってる」。 「いや 泊まった時にな『何日 お泊まり願いましてもお勘定は ご出立の時にまとめて 頂戴致しましたら結構です』と言うてしもてん」。 お勘定 旅籠代のほうはなこれは ご出立の時で 結構なんでございますが あの酒がな へえあの上酒は 現金やなかったら売ってくれしまへん。 今日までの勘定 酒代 旅籠代締めて 如何ほどに相なる?」。 「私が逗留中に 人間というものは老少不定と申す。
な~? ほんまやったら これ金が なかったら一文無しの職人が泊まりよって。 一文無しで 旅をするだけあって腕は確かじゃな」。 2両 倒された上に何で こんな 提灯屋の手伝いみたいな事せんならん?」。 あとは もう この家は夫婦喧嘩ですな。 しょうがないもんですから亭主 2階へ上がって雨戸を ガラガラ~ッ ガラガラ〜ッ。 「ほな お前明日の朝 雨戸 開けい」。 次の日 嫁はんのほうが2階へ上がって雨戸を ガラガラ~ッ ガラガラ〜ッ。 ガラガラガラガラッ ドシ~ン。
なら 相部屋で ええわ」。 「相部屋は もとよりでんねん。 「ヘヘヘヘ ね~? 小田原の殿さんが千両値 つけてくれはりまして ええ。 「あんな物 描かれて大丈夫かいな?」と思てますと次の日の朝飛び回った雀が戻ってきて鳥籠へ入って 止まり木へ止まって チイチイチイチイ 鳴いてる。 「絵に描いた鳥籠に雀が入った」とこれがまた 評判になります。 小田原の殿さんがやって参りまして…。 小田原の殿さんが『この雀は死ぬ』と仰る」。