古代中国の兵法家孫武が著した「孫子」。 「100分de名著」 司会の…古代の中国の兵法書 「孫子」。 前回は「孫子」が考える兵法の神髄「戦わずして勝つ」というところをひもといてきたんですけれども今日は 組織を運営するリーダー将軍のあるべき姿といいますかリーダー論という事でひもといていきたいと思います。 今日も 指南役の先生は中国思想史研究者の湯浅邦弘さんです。 さあ 「孫子」を書いた孫武のエピソードから ご覧頂き「孫子」が考えるリーダー像をひもといてまいりましょう。
組織の最高責任者ではないんだけれどもこの「孫子」の中には将軍に求められる資質について書かれているところもあるんですね。 ちょっとその バランスなんですけどバランス感覚について説いた部分があります。 常に バランス感覚を持ってクールな知性で判断していかなければいけないという事を言ってますね。 必死で頑張ろうと思いがちだからバランスとれる人間 リーダーというのはなかなか いないですよね。 確かに 5つの要素 これをバランス良く持っている人はそうそう いないと思うんですね。
僕が唯一所属した事がある集団で落語会みたいなところなんですね。 みんな弟子入りしたい人たちはね。 しかも 師匠が好きじゃなきゃ弟子入りに志願しないからというのは あるんでしょうけど。 これって 現代の中間管理職の人たちってこういう苦労をしてると思うんだよね。 昔は そのお店で働いてる下っ端でも 一生懸命 頑張れば出世も していくしのれん分けも してもらえるから当然 お客さん大事にするのなんか当たり前だろなんて言わなくてもよかったと思うのね。