日本列島というのは稲作民族でございますよね。 こういった道明寺を使ったものとか小麦粉を使ったものとか地域だと思うんですね。 今 こちらにあるのが関西風の桜餅ですね。 大和朝廷の本拠といったらおかしいですけど稲作民族の本拠である関西においてはこういった もち米というのが祈りに通じる材料かなという気がします。 道明寺粉を使っているのが関西風。 長命寺のは小麦粉ですよね。 だから 関東における小麦文化というか葛餅も小麦粉を使っていますのでそういった感じかなと思います。
小豆が見えなくなっちゃいましたね。 今日の目的は上品にあっさり仕上げるために渋きりという小豆の渋を取ります。 先ほどに比べると煮汁の色がきれいで小豆が見えてますよね。 これ どれぐらいの火加減で…。 加減しながらでいいんですけどね中火ぐらいでずっと見ていてあげて下さい。 小豆が ゆっくり動いてるような感じですかね。 分かりますか?小豆が動いてるんですけどね。 今 少し捨てたのは…?これ 今から 小豆の中…「豆汁」といいますけどそれを出す工程をやります。 だから 今日の目標ですよね。
これで あんの完成ですね。 冷ました方がいいんですか?これでも冷やすのは2~3時間ですけど。 この道明寺粉は細かいものですね。 家庭用のだったら20分でいいかな。 ここは 一番熱いので。 そうしないと浸透圧でお水が出てまとまらなくなります。 こういうふうに徐々になんですが 素早く。 それから 次に あんを包むという工程が待ってますけど先ほどの生地 このように10等分にいたしました。 ここは時間との勝負ですね。 裏の方に産毛があるのでお菓子自体は表に置きます。