知恵泉スペシャル 敗者に学べ!「歴史に消えた敗者たち 彼らはなぜ負けたのか」

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この番組のまとめ

そして 平安時代末期武士による初めての政権を実現した平家も高い能力を持ちながらなぜか 敗者となった人々。 こちらは 日本史の近世史が特に ご専門でいらっしゃいます東大の山本先生でいらっしゃいます。 そして お隣が現代アイドル史が専門AKB48を研究していらっしゃいます本郷先生でいらっしゃいます。 日本中世史がご専門の東大の本郷先生でいらっしゃいますがお二人そろって 日本史を研究されているという事なんです。

古代人から ず~っとだんだん… 背が低くなって江戸時代人が一番ちっちゃかったんですよ。 絶大な勢力を誇った豪族蘇我入鹿が中大兄皇子たちの手により暗殺されたのです。 中大兄の兄 古人大兄皇子でした。 その母が蘇我氏の出身だったため入鹿は 古人大兄を推していました。 あるいは中大兄皇子の権力欲これが入鹿が邪魔になったという事で殺したのではないかとそういう考え方もですねかなり有力になってるんですね。

これは 今後の日本を考える場合はそういうふうな事で国富を増やしていくというのは重要な事ですけども保守的な松平定信とか そういう勢力によって かなり批判されてやっぱり 先見の明と政治力が両方を兼ね備える事はまずないんですよやっぱり。

「日本書紀」は蘇我氏が臣下にもかかわらず天皇の特権を犯して舞を挙行したと糾弾しているのです。 古代史を研究する遠山美都男さんも蘇我氏が 独断で甘樫丘に邸宅を建てるのはこの場所の来歴から考えて不可能だと言います。 そこに一臣下である蘇我氏がですねそんな簡単には 邸宅を営む事はできないわけで恐らく これは天皇家が許可を与えてですね蝦夷と入鹿 蘇我氏にですねこの邸宅を営む事をこれは 許したんであったと思うんですね。

石田三成なんかはその典型ですよね。 彼は 豊臣政権の中央集権化を進めて秀吉が亡くなったあとはその息子の秀頼に政権を執らせようとして家康と対立するわけですよね。 でも 関ヶ原で負けてしまってそのあと 徳川政権が出来るわけですから家康が正しかったという事にするためには三成が悪くないと駄目なので。 そうなると 教科書に出てる石田三成の絵とかも悪そうな顔してるなと。 お話も盛り上がっておりますけれども今日はですね 敗者から学ぶ知恵失敗から学ぶ知恵というのを見てまいりました。

静岡県伊豆の国市にありますこちら 韮山反射炉です。 本日ご紹介するのは幕末に造られた 韮山反射炉。 日本の急速な産業化を支えた製鉄 鉄鋼や造船石炭産業の施設をユネスコに正式に推薦しました。 韮山反射炉も その一つ。 一体 どのようなものでしょうか?反射炉… 言葉は聞いた事あるんですけども何でまた 反射なんですかね?いい質問ですね。 ここは 反射炉を中心とした一大製砲工場だったのです。 オランダの技術書を基に試行錯誤を重ね代官として治めていた伊豆周辺の地図です。