日曜美術館「ポップアートの奇才 ウォーホルを“読む”」

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この番組のまとめ

♪~あるアーティストの作品が芸術の常識を根底から覆しました。 その言葉は何を語るのでしょうか?今 国内最大規模となるアンディ・ウォーホルの展覧会が開かれています。 ファッション誌のイラストや 広告などを制作するイラストレーターとして働き始めます。 ウォーホル研究の第一人者…ウォーホルはどんな注文にも応える巧みさで一流のファッション誌のイラストや大手メーカーの広告を手がけるトップデザイナーとなり破格の収入を手にしました。 イラストレーターの仕事を完全に廃業しアーティストへと転身を図ったのです。

オリジナルとは何かとかオリジナリティーとかデザインとアートとか。 アンディ・ウォーホル美術館にキャンベル缶誕生の ヒントとなる資料が残されています。 エルヴィス・プレスリーをモチーフにした作品でもともと ポストカードがあったものを使っているクリエイターにとって反復って実はすごく勇気がいる事なんですよ。 つまり これはアイデアとか なんとかではなくてその触発されたものを ただ自分の目というものを通すとこういうふうに なるんだとかキャンベル・スープの あのアイデアは 50ドルで買ったんだよってありますよね。

ウォーホルは 通信社が配信する報道写真だけでなく独自のルートを使って警察の現場写真を入手し「死と惨事」のシリーズはウォーホルの深い芸術性をがらんとした部屋に椅子が1つ置かれています。 同じ写真にカラフルで ポップな色を重ね何度も繰り返し 作品にしました。 つまり ウォーホルは死を ペラペラなものだと考えたのではなくて時代を描写するというか 時代をそのまま映し取るものとして他にないほどの深淵をそこに たたえてるわけでこの作品はアメリカじゅうを悲劇に陥れた歴史的な事件を受けて作られました。