ミュージック・ポートレイト「滝川クリステル×アンジェラ・アキ 第1夜」

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この番組のまとめ

フランス語を勉強していた母親と日本語を勉強していた父親が結ばれたのです。 母親は どっちかと言うと日本人なのに フランス人っぽくて父親は フランス人なのに日本人っぽい訳。 必ず たくあんと おしんことお米と卵焼きがあっても父親は フランスパンとチーズと。 「ボンジュールなのに」「私はフランスのあれなのに」って子どもながらに何で「ハロー」って勝手に決めつけちゃうんだろうって思いながらそのうち 下向いて歩くようになっちゃうようなそんな子だったんですけどねその時は。

徳島の山の中の たまに みんなで行くカラオケスナックみたいな所でだから閉ざされた中での音楽だったり家族の会話だったり絆っていうのがあるからより 何かねすごい深まっていったね。 中学生になったアンジェラは父が経営する英会話教室 拡大のため岡山県に家族で引っ越します。 ハーフっていう自分のアイデンティティーよりも「あっ あの子は ピアノが上手な人だ」っていう。 ピアノの私っていうアイデンティティーがハーフよりも前に歩いてくるようになったからピアノっていうのは私にとって 武器なんだって思い始めた時期だったから。

日本の枠に収まりきらない自分に気付いたクリステル。 日本語で何て言うんだっけ?アイデンティティー・クライシスって。 アイデンティティー喪失っていうのは多分 普通に みんなある事。 娘には アメリカの大学教育を受けさせたいという母の希望で親戚の家から高校へ通う事になったのです。 自分のクラスを 校舎を見ながら何番の教室っていうのをガチャッて入っていった時にこれから高校1年生になるっていう私が小学校4年生にあがる小学生のクラスに入れられた訳。

当時は 今みたいに 電子辞書とか携帯で見れる時代じゃないから和英辞書と英和辞書の太いの2冊と赤ペン 引きまくった。 マクドナルドで 妹と自分と母親の3人で並んでた時にハッと気付いて。 ホントに?で 涙が伝染して3人でなぜかマクドナルドで号泣しながら抱き合ってるみたいな。 出社して 会社が終わったら即行 別の服に着替えてライブハウスに行って夜中まで歌ってっていうのをホント 2年ぐらいずっと続けていて。

もう無理だなって何度も辞めたかったんだけれども日本人らしからぬ日本人のお母さんが「石の上にも3年」そういうことわざを出してきて。 全然日本人っぽくないんだけど。 ハートはフランス人なのにそういうとこ日本語でぶつけてくるから。 日本は個性派女性アーティストが大活躍する時代になっていたのです。 日本語でもこれをやっていいんだって。