ららら♪クラシック「おきて破りの常習犯~ドビュッシーの“月の光”〜」

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この番組のまとめ

人生を豊かにしてくれる一曲を一緒に見つけませんか?きれいな月の光が降り注ぐ…と言いたいところですがドビュッシーが描こうとしたのはただの月夜の情景ではなかった?「ららら♪クラシック」今日は ドビュッシーの「月の光」です。 クラシックの名曲集を集めたような小さな コンパクトに何曲か…。 ドビュッシーが 18歳の時に出会った社交界の歌姫 ヴァニエ夫人は14歳も年上の人妻。 輝く美貌を持つ妖艶な貴婦人にドビュッシーは たちまち夢中になりやがて2人は恋に落ちます。

しかし 少年ドビュッシーが美しいと思う音は時に学校では 規則違反と言われてしまうものでした。 ドビュッシーは 一体何を考えていたんでしょうか?人の理性とか美的感覚に訴えかけるものを音楽が 本来 持っているものだという事を言いたいんだと思います。 別世界の音楽を知り学校では規則違反とバツをつけられた自分の音楽に自信を持つのです。 ドビュッシーは この曲を西洋音楽の規則に とらわれずに作曲しました。

でも ご存命中には有名になられたのかな?ドビュッシーは規則に とらわれずに自分が美しいと思う音を信じそれまでに なかった音楽を作りました。 一体 どんな おきて破りがドビュッシー独特の美しさを生み出しているのでしょうか?作曲家の美濃さんが解き明かします。 ドビュッシーの時代というのは冒頭 曲の最初にきちっと それを提示するというのが 一般的だったんです。 このメロディーこの美しい響きの中にドビュッシーはポトンと1つシミを落とすんです。