現存する日本最古の歌集「万葉集」。 ♪~「100分de名著」 司会の…さあ 今回も更なる「万葉集」の世界へと足を踏み入れていきたいと思います。 「万葉集」の時代を 4つに分けて今 考えていますが 三期です。 昨日 たまたま かみさんと「明日また『万葉集』教わるんだよ」「今 どんな話してるの?」といった時に今みたいな話を ちょっとしたらかみさんが「それって 写真とかもそうだよね」という話になって。
子供の頃は 多分これを現代語で教わっても普通じゃねえのって思ったけど想像してみると すごいですよ。 文字だけで写真以上の立体的な情報をもらってる感じがしますね。 さあ 続いての歌人は大伴旅人。 大伴家という家柄が大変古い家柄で天皇家が 天から降りてくる時にね先導する役。 哲学的あるいは宗教的な世界に踏み込んでるようなそういう感じがしますよね。 太宰府での任期を終えて都に戻る事になった大伴旅人は妻を亡くした思いをたくさんの歌に詠みました。 それを一括して「亡妻挽歌」というふうな呼び方をしてますけどね。
有名なのは「貧窮問答歌」という随分長い作品がありますけれどね。 「貧窮問答歌」。 それでは その「貧窮問答歌」ダイジェストで ご覧頂きましょう。 こんなにもつらいばかりのものなのかそういう中でこういう人たちに出会って一種のルポルタージュのような形で気持ちの問題 心の問題として貧乏な人たちの生活を報告するような そういう思いもあったんだと思いますけどね。