100分de名著 万葉集 第3回「個性の開花」

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この番組のまとめ

「言葉には言霊があって 変な事を言ったら呪われる」みたいな割と原始的な考え方のところからその先に 「公式行事にはこういう事を書き残した方が恐らく 皆に対しての影響力があるだろう」みたいな事からいよいよ 「個性」という。 先生 この人はどういう方なんでしょうか?前回見ました 柿本人麻呂の次を継ぐ宮廷歌人ですね 基本的には。 特に 平安朝時代以降になるとこの人が 大変人気というかシンボリックな人になってきてね…天皇が 吉野に行幸した時山部赤人が詠んだ歌です。

子供の頃は 多分これを現代語で教わっても普通じゃねえのって思ったけど想像してみると すごいですよ。 文字だけで写真以上の立体的な情報をもらってる感じがしますね。 さあ 続いての歌人は大伴旅人。 大体60代以降の歌 生きる事の深みみたいなものを詠っているそれに重なるようにして 自分の義理の兄弟が亡くなったと哲学的あるいは宗教的な世界に踏み込んでるようなそういう感じがしますよね。 太宰府での任期を終えて都に戻る事になった大伴旅人は「いよいよ 都に還る事になった。

山上憶良の奥さんが亡くなったわけじゃないですもんね。 山上憶良という方はどういう方なんでしょう。 有名なのは「貧窮問答歌」という随分長い作品がありますけれどね。 「貧窮問答歌」。 それでは その「貧窮問答歌」ダイジェストで ご覧頂きましょう。 山上憶良 このイメージがあって私 子だくさんで貧乏だというイメージがあったんですけども。