ミュージック・ポートレイト選「泉谷しげる×夏木マリ 第1夜」

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この番組のまとめ

企業戦士だった父の唯一の趣味は古いピアノでクラシックを弾く事。 その音色が夏木さんの音楽との出会いでした。 ホントは音楽評論家になりたかったって ぼそっと言うような父でうちの こういう棚に音楽の 何て言うのクラシックの事典みたいなのがバ~ッてあったのよ。 それで あんまり音を聞かない少女が たまに聞く音が父の弾いてる その調律の狂ったショパンだのドビュッシーだって感じなの。 音楽に目覚めた少女は将来を決める運命の歌に出会います。

そのころ 女子たちを夢中にしていたのが グループサウンズ。 グループサウンズの熱狂的な追っかけだったの。 タックスマンっていうグループだったんですけど。 タックスマン?♪「お前は 俺のもの誰にも渡さない」ビートルズのカバーもやったのよ。 「Taxman」とか「And I Love Her」とか。 グループサウンズがカバーした洋楽の数々。 で アルバイトしてさ。 高校の時 アルバイトして。 グループサウンズブームで 若者たちがエレキギターに熱中した1960年代。

忌野清志郎と一緒のステージに立ち腕を磨く日々。 幼い頃 歌に救われた少女は本名 中島淳子で 歌手デビューします。 グループサウンズとにかく大好きじゃない。 そうするとデビューしたらグループサウンズと一緒にいられると。 そんな時歌とは何かを教えてくれたのが♪「Cry baby」まあ 歌謡曲になる訳でしょ自分の歌が。 バンドのフロントで…ほら グループサウンズってバンドだからバンドのフロントで こういう歌を歌う女になりたいって思うんだけど音楽の世界になってくる。

岡林や清志郎とは違う自分らしさとは何か。 だからよ 忘れたい事も忘れたくない事も今日は 自分の今日にしろ!自分だけの今日に向かってそっと歌え。 ♪「あ~」巻き起こったのは空前のアイドルブーム。 花の中三トリオをはじめ10代のアイドルは飽和状態となりました。 エキゾチックな顔立ちと 豊満なボディーから付いたキャッチフレーズは…女性の色気を前面に出したイメージで勝負に出ます。 妖艶な大人の魅力と挑発的なフィンガーアクションが話題を呼び レコードはスマッシュヒット。

途方に暮れていた時友人に連れていかれたのは新宿の厚生年金会館。 「脱出せよ!」歌詞に背中を押されるように所属事務所を移籍。 それまでの キャバレー回りしたり「絹の靴下」だったりボ~ッとしてた時代は私のプレパレーションみたいなイントロみたいなもんなのよ。 一方 泉谷さんは「春夏秋冬」の大ヒットでフォーク界をリードする存在になっていました。 同世代のライバル4人が手を組み突如として 自分たちのレコード会社フォーライフを立ち上げたのです。