知恵泉スペシャル 敗者に学べ!▽歴史に消えた敗者たち 彼らはなぜ負けたのか

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この番組のまとめ

今回のゲストは…♪「恋するフォーチュンクッキー!」♪「未来は そんな悪くないよ」アイドルグループ AKB48の総合プロデューサーとして秋元さんは 失敗を どう乗り越え成功につなげてきたのか?今回は 古代から近世までさまざまな時代の敗者を取り上げます。 こちらは 日本史の近世史が特に ご専門でいらっしゃいます東大の山本先生でいらっしゃいます。 日本中世史がご専門の東大の本郷先生でいらっしゃいますがお二人そろって 日本史を研究されているという事なんです。

絶大な勢力を誇った豪族蘇我入鹿が天皇に取って代わろうとした逆賊として中大兄皇子たちの手により暗殺されたのです。 642年百済が 新羅に侵攻した事で鋭敏な国際感覚によって大局的な見地から国の政治を主導した 蘇我氏。 当時 次の天皇候補として最も有力だったのが中大兄の兄 古人大兄皇子でした。

でも 例えば偉くなった時に低姿勢だとカリスマ性がなくて ついてこないという事はないんですか?それが難しいとこですが しかしこれだけカリスマ性のある人が自分に対しては低姿勢でやってくれたというとやっぱり それに 忠誠心…。 こうやって敗者になった蘇我氏なんですけれども実は 単に敗者になっただけではなくて我々が持っていたような悪人というイメージをね後世に至るまでつけられてしまった。 蘇我氏が滅んだあと 8世紀に編纂された歴史書 「日本書紀」。

「日本書紀」は 蘇我氏が自らを天皇よりも上の存在と考えていたとしているのです。 古代史を研究する遠山美都男さんもそこに一臣下である蘇我氏がですねそんな簡単には 邸宅を営む事はできないわけで恐らく これは天皇家が許可を与えてですね蝦夷と入鹿 蘇我氏にですねこの邸宅を営む事をこれは 許したんであったと思うんですね。 殊更 蘇我氏の横暴ぶりを描く「日本書紀」。 蘇我氏を討った中大兄皇子の正当性をうたい更に その功績を賛美するため蘇我氏は殊更悪人に描かれました。

古代史は そういう意味では「日本書紀」に頼るしかないというとこあってその点研究が難しいかもしれません。 日本人って大勢の意見の方に流されやすいというか 疑い持たずに「みんながいいと言ってるんだからこれが いいんだ」となりがちな国民性というか そういったメンタリティーありそうですもんね。 彼は 豊臣政権の中央集権化を進めて秀吉が亡くなったあとはその息子の秀頼に政権を執らせようとして家康と対立するわけですよね。