どんな技術が見られるんですか？ことしは、なんといっても８Ｋスーパーハイビジョンでしょう！ものすごくきれいで…きょうはその８Ｋスーパーハイビジョンの最新技術を偵察しにここにやってきたわけなんですよ。 ２０２０年東京オリンピックの年に８Ｋスーパーハイビジョンのその衛星放送を開始することを目指して着々と準備が進んでるんですよ。 現在、ハイビジョンのデジタル放送では各画素の色合いや明るさのデータを「０」と「１」からなる２４桁の数字に置き換えています。
こうして送るデータ量を間引くことでようやくハイビジョンの映像が電波で送れるようになります。 現在のハイビジョンで使われている圧縮技術はＭＰＥＧ２と呼ばれています。 そのスーパーハイビジョンもＭＰＥＧ２っていう方式を使って圧縮すれば電波で送れるんですか。 ８Ｋスーパーハイビジョンの膨大なデータをどうやって圧縮するか。 研究員たちは今新しい圧縮技術を使ってスーパーハイビジョンの映像を電波で送れるようにしようと挑んでいます。
ところが、これだとまだスーパーハイビジョンの膨大な映像データは送りきれません。 じゃあ、これでスーパーハイビジョンの衛星放送が実現するという感じですか。 ８Ｋスーパーハイビジョンカメラです。 ８Ｋスーパーハイビジョンカメラの開発に携わった島本洋研究員です。 そのため２つのイメージセンサーを使うことによって効果的に解像度を上げることができるんです。 それを、一体どうやって小型化するんですか？現在のカメラはレンズから入ってきた光をプリズムを使って色ごとに分けて４つのイメージセンサーを使って撮影を行っています。