60代の女性で 歯の隙間に汚れがたまる人は半数近くネバネバする 口臭が気になる人は5人に1人いました。 更に最新の研究では歯の状態が アルツハイマー病と関係がある事が分かってきました。 神奈川県で 夫婦2人暮らしの…そんな藤城さんの お悩みは?お友達と一緒に食べてても友達が終わっても私まだ半分くらい食べてる。 藤城さんの口の中ではどのような変化が起こっているのでしょうか?老化度を調べてもらう事にしました。 訪れたのは アンチエイジング外来。
でも アンチエイジング外来というのがあるという。 鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授にお越し頂きました。 今口の中の病気と全身の病気って非常に関係があるという事が医学的に分かってきまして。 普通の方は関係ないんじゃないかって思ってらっしゃる方多いんですけれども実はすごく密接な関係があって特に超高齢社会では重要だと我々考えてます。 あっという間に「8020」で表彰されてたぐらいの歯だったのに ガタガタになってすごく認知症が進んじゃったんですよ。 検査結果はおよそ1か月後に出ます。
それはお口でも全身でも一応老化度の検査をしてこういう健康診断とはまたちょっと違うんですけれども。 それぞれ 例えば唾液量が少なかった場合にどんな影響が出るのか どんな症状が出るのかという事。 口の中を洗浄する作用が唾液にはありますので口臭の原因は細菌の腐敗臭ですから洗い流す作用が唾液量が低下する事によって洗い流す作用が悪くなると当然ばい菌が繁殖して口臭になる。 私なんか これ… そしゃく困難消化不良… あれ?え~?これは?栄養障害まで。
例えば 唾液量が少ないからって必ずしも誤えん性肺炎になっちゃうとか歯周ポケットの場合もすぐ糖尿病になるとか予防的な処置をして頂くというのがとても重要な事だと思います。 最近 唾液量が少なくてですね口が乾く この「ドライマウス」。 2年半前 この女性は「ドライマウス」と診断されました。 「ドライマウス」と診断されたのです。 ドライマウスというのはどうなんですか?増えてるんですか?大体中高年の女性を中心にですねある統計では800万人くらい。
それが枯渇してなくなる訳ですからそうすると体に さまざまな悪影響を及ぼすというのが唾液中には抗菌物質ラクトフェリンだとかさまざまな抗菌物質が入っていますので菌の増殖を防いでくれるというような事も。 森田教授が注目したのはアミロイドβという物質です。 アミロイドβとは 脳の中に徐々に蓄積されていくタンパク質です。 アミロイドβが脳にたまると神経細胞のシナプスという場所を傷つけます。 森田教授は ラットで かみ合わせとアミロイドβの関係を調べました。
かむ力をつけるために他にどういう方法がありますかね?毎日の事ですので毎日の事がとても大事なんですけどかみ応えのあるお食事をするというのが重要ですね。 どうしてもちゃんとかめないとですねついつい軟らかいものを毎日召し上がってしまう。 歯科医院に受診してかめる環境を整えてその上でかみ応えのあるお食事を毎日召し上がるというのが基本的な生活習慣としてはいいと思います。 体の中のいろんな筋肉も そうですけども若い時にやっといた方が良かったというのはやはり口の歯と歯の管理とか口の機能の維持だって事でね。