どんな物理学者でも どの原子がいつ崩壊するか 予測できない。 「半減期」とは 半分の原子核が崩壊する時間の事だ。 例えば 原子が アメフトスタジアムのサイズだとするとその原子を持つ質量とエネルギーのほとんどを占める原子核の大きさは1匹の蚊くらいになる。 電子そのものは非常に軽く原子の質量の大半は中心にある原子核にある。 ある原子核は 確率的に崩壊する。 放射線を出す能力を「放射能」と呼ぶ。 放射能は これらの原子が自然に崩壊した結果だ。
でも ある種類の放射線例えば X線は 簡単に体を通る。 放射線は その種類によって違う性質を持っている。 放射線医学が これを研究して何に役立てられるか研究している。 放射線が中を通ると 雲が出来る。 そこに 放射線が通ると粒になり 雲が出来ます。 これらは ほとんど宇宙から来ている放射線の軌跡だ。 放射線の種類や受けた体の組織によって影響は異なるのでそれを考慮した数値がシーベルトや レムという単位を用いて表される。
ウランの場合は 2つの破片以外に中性子を 2つ放出する。 その中性子が別のウラン原子に当たるとそのウランも 核分裂する。 原子炉内の中性子は本来 速いものなんですか?そのとおり。 原子炉内の中性子はもともと 速いのだ。 速い中性子の場合は次の核分裂を引き起こしにくい。 原子炉では 速い中性子を遅くさせる必要がある。 一つが分裂してまた 一つの中性子が放出されるのを「1世代」と呼ぼう。 放射されている時間あたりのエネルギー パワーは安定した数の核分裂による。
私は イラクのサダム・フセインとイランの原爆を「潜在的な爆弾」と捉えている。 フセインは 第2次湾岸戦争以降は造っていなかったが第1次湾岸戦争のあとは原爆を造ろうとしていた。 北朝鮮も原子炉を持っているからプルトニウムを分離しないように調査した。 北朝鮮は 核保有国だ。 でも 北朝鮮を 核保有国と呼ぶ意味を理解しなければならない。 私は 北朝鮮は まだ核保有国ではないと見ているが近づきつつある。 プルトニウム型原爆には高度な技術が必要となる。
放射線治療というものがあるがそれは この放射線障害を利用しているのだ。 数十名の消防士が放射線障害で亡くなった。 福島では 放射線障害を ある程度防げたのではないかと思う。 最初は原子炉で働いていた人々以外に放射線障害はほとんど なかったのに。 でも これによるともし 1シーベルトの放射能を浴びると半数くらいは放射線障害になるしがんになる確率は4%となった。 放射線障害になった場合どう治療しますか?放射線障害の治療は基本的に命を保つ事だ。 放射線治療の基本的な概念は人体の細胞は回復力がいいという点だ。
原子炉からは たくさんの放射性物質が放出された。 原子炉で起きる危険はそこに放射能が存在するからだ。 その地図では陸上の放射能は分かりましたが海洋環境の影響を表していません。 最初は魚の放射能の増加が見られた。 ほとんどの放射能はヨウ素131のような早く崩壊する放射性物質から来る。 8日後 放射能レベルは半分になる。 最初から早く避難させたらその放射能の ほとんどが消える。 他に 半減期の長い放射能もある。 皮肉だが 放射能の影響が知られ人が 放射能に恐れを見せると医療関係者は安全性を見せようとする。