ETV特集・選「辞書を編む人たち」

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この番組のまとめ

一冊の辞書には作り手たちが言葉に捧げた途方もない時間が潜んでいる。 国語辞典が誕生して 120年あまり。 生まれては消える言葉を辞書は追いかけ続ける。 国語や外国語はもちろん語源辞典やてにをは辞典に至るまで242種類の辞書を作っている。 山本さんは辞書出版部の部長。 国語辞典の編集者でもある。 一冊の辞書としては最大規模の国語辞典だ。 本間さんは 辞書にない言葉を見つけると カードを取り出しその言葉の意味「語釈」を書いていく。

改訂へ向け 本間さんは書きためた言葉のカードをインターンの石塚さんに渡した。 辞書に載っていそうで載っていない言葉ばかりだった。 言葉って言い換えが すごくあるので…辞書への愛は いつしか 辞書を作りたいという夢に変わった。 ここから 辞書に載せる言葉の候補を洗い出す。 石塚さんが集めた言葉を辞書に載せるかどうか辞書に載っていなければ何でもいい というわけではない。 天井までぎっしり積まれているのは1988年の大辞林初版刊行の時の資料。

今 三度目の改訂を目指す大辞林に試練が立ちはだかっている。 ベテラン編集者の一人石川榮治さんはデジタル版も担当している。 三版大辞林が 23万8,000語で六版広辞苑が 24万語。 今回は 電子媒体の意義もよく理解されてるし本間さんは 初版から35年大辞林の編集に関わってきた。 語釈書きは ベテラン編集者でも七転八倒の作業である。 なんで そんな化粧をしたり髪形をしたり目を引くようなファッションするかというと 全ては今以上に 自分をより魅力的に見せるために行う筑波大学博士課程 日本語専攻。