地球ドラマチック「“アジアゴイ”の侵入を防げ!~北米 五大湖に迫る危機〜」

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この番組のまとめ

五大湖はアジアゴイが住み着き 産卵するにはうってつけの場所です。 だから アジアゴイが五大湖に迫っている現状には危機感を抱いています。 20世紀に入ってからカワホトトギスガイなどの外来生物が五大湖に侵入し湖の生態系を破壊しました。 北アメリカ最大の川であるミシシッピ川と最大の湖である五大湖がつながった事でこれまでにない生物の行き来が始まり従来の生態系が崩れ始めたんです。

腸が緑色に見えるのは 食料である中型の植物性プランクトンのせいです。 そこに外来魚であるハクレンが侵入し中型のプランクトンを大量に食べてしまうと食物連鎖のバランスが崩れてしまいます。 コイ科の魚が五大湖に侵入する入り口はシカゴにある運河だと予想されています。 業界全体で 艀舟は1万5,000小型船は 4,000から5,000あり現在 大量の物資が運河で運ばれていますがそれを他の輸送手段に切り替えるための準備ができているとは思えません。

プランクトンが豊富な川ですからアジアゴイにとっては 食べ放題のレストランにいるようなものです。 イリノイ州のバースで開かれている「レッドネック・フィッシング・トーナメント」はベティ・デフォードはコイ科の魚の捕獲大会であるレッドネック・フィッシング・トーナメントを主催するようになりました。 ハクレンやコクレンの競争力を弱めダメージを与えられるものならハクレンの数を減らし 北アメリカの自然と調和できるようになるまで研究を続けていきます。 アジアゴイが 誘引食料に反応する事は確かです。

五大湖に侵入した外来生物カワホトトギスガイです。 アジアゴイが侵入したと断言できるのは見つかったDNAが 何かに付着して紛れ込んだものではなく生きたアジアゴイのものに間違いないと証明できた場合に限られます。 アジアゴイのうち 購入 販売 飼育が禁じられているのは4種です。 生きたアジアゴイが店に持ち込まれた場合その業者が 法律を破り生きたまま 売ってしまう可能性も無いとは言えません。 2012年には アメリカから アジアゴイを運び込もうとした者が捕まりましたし違法行為はゼロではありません。