日曜美術館「写真する幸せ~植田正治・UEDA−CHOの秘密〜」

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この番組のまとめ

ふるさと 鳥取の砂丘を舞台に誰も見た事がないファッション写真を生み出し日本を代表する写真家の一人となりました。 クリエイターとして写真も発表している新さんは最新モードに身を包み砂丘に立つ ファッションモデル。 新さんを待っていたのは地元 鳥取の写真家…植田さんは どのような方だったんでしょうか?とっても わがままな方で例えば ファッション撮ってても自分の気に入ったものがあるとそっちの方に走っていって誰の止めるものも聞かずに撮影に行ったりするような方だったんですね。

植田調演出写真の秘密の一端を話してくれました。 植田と交流を重ねた写真家の 荒木経惟さん。 家族を写した写真に 被写体や写真に対する愛情を感じるといいます。 こういう写真が いい写真って言うんだよ。 写真ってさ その瞬間を撮るとか何とかって言うじゃない。 妻を撮った写真っつうのがすごく いいなあ。 カメラというか 写真…ほんとに大好きなんですね。 1950年代 リアリズム運動が写真界を席巻します。 これは 1960年に植田正治が撮った写真なんですが。

1978年 フランスのアルルで開かれるヨーロッパ有数の写真フェスティバルに招待される事になりました。 フランス人を相手に書類にサインする植田。 かつて この図書館で版画写真部門の部長を務め植田との交渉に当たった担当者です。 私たちもジャンプして 未知の世界にいざなわれるようなその後 フランスをはじめスペインやドイツなどヨーロッパ各地で植田の展覧会が開かれました。 いわば 植田正治の作品のスタイルは戦前に固まっていたと言ってもいいかもしれません。