「俳句王国がゆく」。 ♪~今回の舞台は筑波山の麓茨城県筑西市。 平野が広がり農業が盛んな所です日本各地の魅力を俳句でご紹介する 「俳句王国がゆく」。 福田 薫が 茨城県筑西市からお送りします!今日は 茨城ですよ。 そして今日 俳句のアドバイスを頂くのは俳人の 櫂 未知子さんです。 選手入場です!俳句王国 松山で活躍した俳人たちが旅人の目線で筑西市の魅力を俳句にします。 今日は 宇宙規模の俳句を期待しております。 さあ 続いてこちらは 赤 俳句王国チームです。
佐怒賀さんは国語の教師を退職後老人ホームで 句会を行ったり大学の非常勤講師として俳句を教えたりしているそうですね。 さあ そして 3人目は愛媛県松山市から来た若狭昭宏さんなんですが俳句が好きすぎて 岡山県から松山市に住み着いたという。 俳句王国チームは 島津雅子さんですそれでは 1戦目のテーマは こちら!こだまスイカが盛んに作られています協和地区に やって来ました。 茨城県は こだまスイカの生産量が日本一なんですけれども中でも 筑西市が一番多く作られている地域だという事なんですね。
白チームの句は詩歌のふるさとといえる筑波山を前面に出した堂々たる 格調のある句だと思います。 俳句王国チームは大学で俳句を教えている佐怒賀直美さんです2戦目のテーマは こちら!ここは下館出身の陶芸家の記念館。 少しでも気に入らないと作品を壊してしまう完璧主義者だったんだそうですそんな波山が故郷に残したものが 杖でしたこれ 鳩がついてて…杖です。
陶芸家 板谷波山が故郷に残したこの杖をテーマにどんな俳句が出来たのでしょうかこの句は やはり 波山先生の人柄も表してましてやはり今日も とても暑いですよね。 昨日 記念館に行かせて頂きまして先ほどもありましたけれども大変 芸術に厳しい自らに厳しい 波山先生。 その逆に 今度は地域に対して 人々に対して大変 優しい 思いやりのある波山先生。
昔の復刻版で 昔遊びした…雪の圧雪した上を滑る遊び用に使った下駄なんですね。 櫂さん この「下駄」というテーマなんですが俳句を作る時のポイントはありますか?そうですね ふだん 私どもは靴を履いてますよね。 いろんな種類の下駄を見せて頂いて寒い所でも 暑い所でもというような話からもっと グローバルに外国だったりそれこそ 毛利さんが履いていってくれたら宇宙までというような思いがあって 詠みました。
という事は「ご当地俳句バトル」では…白 地元チームが今 一歩 リードしております。 ここまで 「ご当地俳句バトル」でした。 高橋康子選…益子卓郎選…そして 櫂さんにも2句 選んで頂きます。 佐怒賀さんはいかがでしょうか?「運命線の目覚めたる」という発想に まずドキッとさせられたのとそこに持ってきたのがバラであるという 妖艶な大輪のバラを イメージして大変 美しいイメージを持ちました。
「バラ」を なぜ カタカナにしたのかなというのがありましてやはり 植物の名前動植物の名前は 漢字やひらがなで書けるものはそうした方が本当は いいんですね。 ちょうど5月梅雨の来る前の「薄暑」「薄い暑さ」と書く「薄暑」という時期が完全に 色っぽくなり過ぎないよさが 非常にありまして大変魅力的な作品でありました。
櫂さんは いかがでしょうか?雷光に照らされてパッと 筑波山のシルエットが浮かぶという感じがしてなかなか 映像的な作品だと思われました。 やたらと雷光が光ったりしますとやはり 何か 地球の温暖化のせいだろうかと占いではないんですけども将来 どうなるだろうかというシミュレーションをする訳で…。