今 おなかの中の子に障害があるかどうかを調べる出生前検査が急速に普及しています。 さまざまな議論がこの出生前検査にありますがその議論のポイントというのはどこにあると思いますか?まず この議論で注目されがちなのが母親と父親の その親の選択そしてその時の葛藤というところに注目が集まりがちです。 私も 性的少数者…つまり 不幸なご家庭なんかだとそれぞれの視点があると思いますがこの出生前検査について簡単に説明したいと思います。
この裁判は北海道函館市の産婦人科医院で胎児の出生前検査の結果について誤った説明を受け過失は 重大と言わざるをえない」として病院側に 1,000万円を賠償するよう命じる判決を言い渡しました。 この ご両親の言葉どう聞きました?あまりに 無責任ではないかなと思いますが実態として重大な決断をする妊婦に対して十分な説明や相談に応じてくれたりする仕組みが社会に整っていないという意見が数多く 寄せられています。
妊娠葛藤相談所と呼ばれる公共の相談機関です。 ダウン症の子どもを持つ家族とも会い相談所は 妊娠中だけでなく娘が生まれてからも出生前診断自体非常に新しい技術だと思われがちなんですけれども羊水検査などを含めるともう 50年近く前から そうした妊娠を巡る葛藤というのはずっと あった訳ですね。