オイコノミア「“子どもを持つ”ってどういうこと?(前編)家族の経済学」

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この番組のまとめ

「家族を持つ」「子どもを持つ」ってどういうことなのでしょう?そんな疑問に 意外にも「経済学」が答えてくれます。 比較経済史 家族の経済学を専門に研究しています。 伝統的な経済学では 家族っていうのは 出てこないんですね。 でも 家族っていうのも企業みたいに大事な経済活動をしてるんだっていうことで「分析の焦点に据えましょう」って言いだしたのがゲーリー・ベッカーっていう経済学者なんですけど。 「家族の経済学」を提唱したノーベル賞受賞者 ゲーリー・ベッカー。

洗濯専門ですか?一応 家賃の… 僕が一番払ってて二番目に払ってて三番目に払ってる。 家庭内労働で。 それを単独で やってるんじゃなくてその時間を持ち寄って 得意な人が得意な分野を分担する事による分業のメリットがあると考えられます。 特に養育していくことというのは家族ならではのとても重要な生産活動というか再生産活動というので。 食事の用意 掃除 洗濯育児などはかつては 家庭内でしか出来ないものでした。 19世紀のアメリカでは家事は重労働で家族の構成員は 時間の大半を家事に費やしました。

だから やっぱり 家族が一つなんじゃなくてそれぞれは 自分は これを本当は したいってことがあってでも その… こういうふうに交渉した結果がどうも 最終的に 消費の活動とか教育とか いろんな選択に出てきてるんだなっていうのが分かってきたっていうところですいつかは 子どもを持ちたいとか思う時もあるんですけど。 子どもを持つという事に関しても経済学は助けになるんですかね?ベッカーが 子どもを持つかどうかっていうのも通常 思うような生物学的な行為の結果っていうよりは個人が合理的に選択してるって考えるんですね。