2014FIFAワールドカップ 準決勝「ブラジル×ドイツ」

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この番組のまとめ

♪~今日のスタジオの解説は1次リーグと決勝トーナメント1回戦の激闘を現地から伝えていただいた小島伸幸さんと森島寛晃さんです。 ブラジル、ドイツそしてオランダアルゼンチンという4チームです。 ドイツ、オランダとも非常にいい準備をしてコンディションが非常にいいなという印象がありましたね。 森島さん、やはりブラジル地元、南米開催ということでそういったことも大きく影響しているんですかね。

それでは現地から先発メンバーの情報を解説の福西崇史さんそして、内山俊哉アナウンサーに伝えてもらいましょう。 こちらはブラジル南東部の街ベロオリゾンテミネイロンスタジアムです。 ブラジルのサポーターの大歓声が福西さん、こだまのようにサポーターだけではなくて報道陣、そして我々のようなコメンテーターの数も福西さんこれまでとは違うというか多くなりましたね。 その中でグスタボが上がってくる、守備においてもあのポジションの辺りのボールをどうとるかということが今日、ブラジルは非常に大事だと思いますね。

ブラジルはただ勝ち上がりの内容を見ますと決勝トーナメントの1回戦のチリはペナルティーキック戦。 苦戦を強いられた中でもワンチャンスという意味ではセットプレーを大事にしたいなと思いますね。 準々決勝が、まさにそのセットプレーからの2点でした。 これもディフェンスのチアゴシウバが点を取っているんですけれどもセットプレーというのはディフェンスの選手たちもフリーキック。

ワールドカップの歴史に輝かしい足跡を残してきたブラジルとドイツ。 2014FIFAワールドカップブラジル。 美しき地平線の意味を持つ街ブラジル南東部のベロオリゾンテです。 加えて開催国ブラジルからするとエースのネイマールをけがで欠きそして準決勝はキャプテンのチアゴシウバを出場停止で欠き非常に苦しい中で、逆境の中でこのドイツとの準決勝を迎えようとしています。 質問するメディアもいましたがしかしドイツのレーブ監督はいや、優勝候補はやはり開催国のブラジルだと記者会見でコメントを残しています。

そして、かつてブラジルを優勝に導いたパレイラテクニカルディレクターの姿もあります。 ブラジルのスターティングメンバーをご紹介しています。 ブラジルとドイツの準決勝そして準決勝のもう1試合はアルゼンチンとオランダの対戦です。 大観衆、大歓声にホイッスルがかき消されそうな中いきなりセットプレーコーナーキックのチャンスを迎えました、ブラジル。 ブラジルは決勝トーナメントの得点は福西さん、いずれもセットプレーなんですね。 そこですよね、やっぱりそこをブラジルも警戒しているので今、ダビドルイスも止めに入りましたね。

ダンテもドイツバイエルンミュンヘンでプレーする選手。 今大会、当初はダニエウアウベスを起用していましたが準々決勝、準決勝と長身のマイコンを右のサイドバックに置いています。 前回2002年の決勝はブラジルがロナウドの2得点であの横浜の決勝ドイツを2対0で破ってドイツの選手にファウルがありました。 ドイツもセットプレーから今大会、強さを見せています。 特にセンターバック5番のフメルスがセットプレーから今大会2得点を挙げています。

ブラジルが先制を許したのは開幕戦のただ、舞台はもう負けたら終わりの決勝トーナメント。 オスカルにしてもベルナルジにしても、なかなかボールを持てていないので一方、福西さんドイツの考え方はどうでしょうか。 20番のベルナルジはここベロオリゾンテの生まれ育ち。 立ち上がりの11分にコーナーキックからミュラーのゴールでドイツが先制しました準決勝。 ブラジルのベロオリゾンテ。 セットプレー、ブラジルのコーナーキックでした。

20分たってボールのポゼッションボールのキープ率そのものはブラジル60%とデータは出ていますが。 あとドイツしっかり守備でもプレッシャーいってますね。 その中でショートカウンターももちろんボールポゼッションもあるしいろんな攻撃ができるチームですね。 そして、選択肢が多くなった中でクローゼのチームにとっての2点目はドイツにとって決勝進出を勢いづかせるゴールになりました。 プレッシャーからですね。 しっかりとしたプレッシャーをする。 ケディラも前にプレッシャーをかけにいっていますからね。

ブラジルのほとんどの選手にとってこれまで経験したことがない試合展開だと思います。 その中でどんどんドイツのプレッシャーでブラジルチームらしくないような展開になっていますね。 なんとかピッチの選手にも戦ってほしいと会場の一部からはブラジルコールも前半30分の時点で5失点というのはありますか。

なんとか個人の頑張りでマイボールにしようというブラジルです。 さらには2002年の日韓大会では決勝でブラジルを相手に涙をのみました。 ブラジルのサポーターたちもまずはゴールシーンを前半のうちに1つでも2つでも作って、ハーフタイムを巻き返したいところです。 プレーが止まってブラジルのファウル。 ルイスグスタボのプレーがファウルになってブラジル、またしてもピンチ。 ドイツはフリーキックでいえばシュバインシュタイガーが直接狙える技術がある。

ブラジルマイボールにしてもなかなかフィニッシュにいかない。 なんとかハーフタイムにもう一度切り替えなくてはいけないブラジルです。 ドイツが開催国ブラジルを相手に前半、5点のリード。 ブーイング、怒号の中ブラジルの選手が肩を落としてピッチをあとにします。 開催国で優勝が求められたブラジルが準決勝で大きな壁、逆境に入ることになりました。 ブラジル、ドイツの準決勝。 前半を終了してブラジル対ドイツは5対0でドイツがリードしています。

得点もそうですが前の選手のポジションチェンジその中でのタイミングっていうものが非常によくて、そこをブラジルのディフェンダー陣は何もついていけなくて。 福西さん、非常にドイツの中盤特に、クロース、ケディラシュバインシュタイガーのバランスがいい守備というのが見られたと思うんですがほとんどブラジルは攻撃できなかったですよね。 先ほどもいわれてましたが2失点目をしてからブラジルの選手たちの動きがすごく止まったように感じたんですが会場の雰囲気はどのような感じなんですかね。

クロースに出したとき右サイドのミュラーがディフェンスのブラジルの背後に、斜めに入っていくんですね。 1回はじかれていますけど動いた選手になかなか対応できなかったブラジルが2点目取られたことでその後も足が止まってきましたからそういう意味でいうとこういう動きというのがやはりゴールにつながったという。 この2点目というのは非常にブラジルにとっても大きな失点になったんじゃないですかね。 小島さん、やはりブラジルは後半点を取らなきゃいけないんですがネイマールがいないブラジルの攻撃陣。

負傷で欠いたブラジルがドイツを相手に前半で5失点。 ブラジル逆境の中後半のキックオフです。 キーパーからのスローイングなんですがそこをフリーで投げられるってことがやっぱりブラジルがちゃんとつけていないということだとその辺りはうまくドイツもスペースというのをうまく使っていると思いますしね。 ブラジルとドイツ2002年の日韓ワールドカップの決勝以来の対戦となった両チームです。 この試合最大のチャンスでしたブラジル。 交代出場のラミレスがある程度、ブラジルの攻めにアクセントをつけています。

リーグでも調子を上げてなかったですからどうなるかなと思いましたがワールドカップで本当にすばらしい活躍をしているとノイアーのビッグセーブでピンチをしのいだドイツ。 ある程度、さばけるのはシュバインシュタイガーもそうですが帰ってきたというのもあると思いますし攻め手というところ気が利くところが増えましたね。 チームの2点目みずからのワールドカップの通算ゴール16という史上1位の記録を達成して決勝戦へ大きく近づくプレーをすばらしいですね、さすが仕事をどこでするかというのが分かっていますよね。

ブラジルは2人のボランチルイスグスタボがいいですよね。 今大会のドイツのディフェンスラインはみなセンターバックタイプの選手が4人並ぶ形です。 その中で準々決勝そしてこの準決勝と本来、右のサイドバックを専門とするラームがそのポジションを守ってきました。 ブラジル、最後の意地はジュリオセザール。 オフサイドポジションにいたブラジルの選手。

ブラジルは1950年以来のワールドカップ2度目の開催。 64年ぶりの地元開催で優勝を狙ったブラジルが惨劇とも表現されても致し方のないブラジルにとってはもう一方的ドイツに一方的な展開を許しています。 ドイツのレーブ監督からしてもネイマール、チアゴシウバの不在というのは決してブラジルにとってはマイナスではないとその分、モチベーション高く臨んでくるだろうと警戒をしていましたがしかしメンタルの面でもドイツがここまでブラジルを上回る展開です。

まだ今大会出場していない選手がフィールドプレーヤーでは4人いますがそのうちの1人。 代表戦でのけががあってこのワールドカップの出場も危ぶまれた時期もありましたがしかし、今日はチーム5点目。 そしてドラクスラーが今大会初出場。 ドイツもこれで交代枠3人を使い切りましたトップ下のポジションに入って少し選手の並びを変えてきました、ドイツです。 ある程度いくべきところというのを分かっているのでディフェンスラインと中盤の選手がなかなか攻撃にはいっていないんですけど。

ブラジルは過去のワールドカップで7失点したというのはこれが、最多です。 ドイツの強さを認めるしかないというブラジルのサポーターです。 2002年にはブラジルを率いてインフルエンザが疑われたというドイツの選手たち。 中3日、中3日のゲームの中でしかし、この最大のライバルブラジルを相手に7得点。 シュートの数ではブラジルドイツを上回りました。 ブラジルの選手が倒れてもうアディショナルタイム2分が過ぎてドイツ、盤石の強さで決勝進出。 福西さん、ドイツ、ブラジルそれぞれひと言お願いします。

そこまではいきませんでしたがブラジルにとっては決勝戦進出ですね。 まさに明と暗が分かれた試合でしたけれども森島さんは試合を見終えてどういう感想ですか?正直、これだけの得点差がつくとは思っていなかった中で今、ミュラー選手のインタビューの中でも自分たちもこういう展開になるとは想像してなかった。 小島さんはいかがでしたか?やっぱり、期待が大きい分ブラジルの選手たち2点目が入ったところで小島さん、決勝、ドイツがこれだけの点差をつけて勝ったことで精神的にも結構乗ってくるんでしょうか。