NHK短歌 題「地下」

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この番組のまとめ

なぎらさんは 作詞作曲をはじめ俳優のお仕事など多岐にわたってご活躍中でございますが2011年には「詩のボクシング」というイベントの個人戦で優勝されたと伺っておりますがすごいですね 優勝者ですね。 今日 ディレクターが 一首どうですかとお願いしたと聞いておりますが作って頂けました?もう何年ぶりでしょう?まあ その稚拙な部分で作ってみましたけど。 斉藤斎藤選 入選九首です。

私たちっていうのは 今いろいろな時代の状況とかに流されていくそこに向かう 自分の「吾に迫りぬ」というところで自分の死も見据えてるような感じがしてそういう不気味さがあるんですけど最初が自由律句で 七文字というのが気になるんですけどでも 「病院の地下」はあそこしか 入らないんですね。 総合病院の地下って 霊安室とかレントゲン室とか 救急外来とか結構 非常事態の施設が並んでる所があるんですよね。

つまり中学の文芸部の時なんかは三十一文字に 何とかまとめようとそぎ落としてそぎ落としてという意識しかなかった?最後 何も なくなっちゃって趣も なくなっちゃってこれは まずいなという事を感じたもんでそぎ落とし方にもいろいろ方法があるんだなと…。 上野の地下道っていうのは尽れた部分を持ってましてね確かに 住んでる方もいたような時代があるんですけれども今 歩きますと 全く例えば 寅さんの映画なんかのああいう趣も全くなくなりましてね。