バーリー氏の スポーツコンサルタントとしての大きな第一歩は今回の「プレゼン白熱教室」に参加してくれたのは慶應義塾大学ビジネス・スクールに在籍する学生たちです。 私が お伝えするプレゼンテーションのテクニックは世界規模の舞台での経験から得たものです。 それは 皆さんが日常生活で出会う全ての機会でも生かせるどんなプレゼンでも まず何を伝えようとしているのかどんな順で進めるのか私と審査員が ジャッジします。
例えば プレゼンのメンバーがもう決まっているとか限られている時はどうしたらいいんですか?僕は あるメーカーで働いてきましたがチームで動く事も多い。 そのチームには どんな人がいて誰がベストで当然の事だが 誰もがプレゼンに慣れているわけじゃない。 3つ伝えたい事があって重要度合いが それぞれ違っている場合にやはり 一番伝えたい事は後ろに持っていくんでしょうか?それとも 場合によっては前に持っていくという事はあるんでしょうか?プレゼンで伝えたい一番 重要な事は 冒頭に伝える事だと言いましたね。
オバマ大統領が使うスピーチのテクニックの中でまた キング牧師にも共通する事はスピーチで聴衆を イマジネーションの世界へといざなう事ができる事だ。 キング牧師の 世界で最も有名なプレゼンテーションの一節を思い出してほしい。 「これが どういう事なのか想像してみて下さい」と言ったら?例えば ここ 東京郊外の大学の一室に座っている皆さんに「さあ 想像してみて下さい」と呼びかけ聴衆を 全く別の場所にいざなう事ができる。 聴衆に 別の場所を想像させるこうしたトリックもプレゼンテーションでは有効な手だてなんです。
東京のプレゼンを もう一度考えてみると 確かに東京の財政的な強みについては多くを語りもしました。 それとも プレゼンテーション全般を通して一定の間隔で山と谷が入れ代わるという理解でよろしいんでしょうか。 どうしても プレゼンには 説明的な具体的な事が含まれている事も必要ですが主張を伝えるためには生き生きとした魅力にあふれるようなプレゼンが盛り上がるような部分も必要です。
次のテーマは…プレゼンが終わったところで聴衆が「テーマは何だったんだ?スティーブ・ジョブズはこんなやり方もしました。 プレゼンは ある意味劇場だと言いましたね。 45分のプレゼンのリハーサルを45時間以上は やっています。 その結果 プレゼンに登場する人たち全員が 最高の状態。 ここで 「リハーサル」と私が言うのはデスクに向かって プレゼンソフトを見ながら頭の中でやる事じゃない。 皮肉な事に 私もかつて 若くてまだ学校に通っていた頃はプレゼンが大嫌いだったんです。
君がプレゼンに自信を持てて脳も鍛えられていればある種 観客を感じないゾーンに入れる。 自分自身で リハーサルすれば自分に自信をつけられチームで リハーサルすればチームに自信がつく。 英語で話す時 自分が よりシンプルに話そうとしている事に気付かされます。 もし 英語でプレゼンしてくれるならそれだけで まず感謝の念を抱く。 プレゼンだって できるはずだ。 では いよいよ プレゼンです。 みんなも 私も一番楽しみにしている事プレゼンテーションの課題に取り組もう。