そこで なくてはならないのが原子炉建屋の中を調査するロボット。 こちらのロボットは 千葉工業大学が原子炉建屋の調査用に開発した…そして その相棒の…今回のミッションはRosemaryに搭載したこの円筒形のガンマ線カメラを使って放射線量を調査する事です。 Rosemaryは 無線で操作します。 Sakuraからの無線を受けていよいよ Rosemaryの出発です。 その1 2 3号機 全てでRosemaryとSakuraは2か月かけて詳細な調査をするのです。
という事は 長時間ロボットの操作ができるという事で綿密な調査ができるようになってきたんですね。 長時間 ロボットを操作できるようになったのはある技術が要になっていました。 案内されたのは…この辺りの放射線量は操作室の100倍…この箱が ロボットの操作に欠かせない設備だというのですが…。 原子炉建屋内のロボットはLANを使ったネットワークで操作されていたのです。 放射線量が屋外より大幅に低い環境でのロボット操作を実現したのです。 廃炉ロボットを支える技術は原子炉建屋にあるあの箱の中にあったのです。
超音波を使って 見えない場所の水位を調べるロボットです。 あれは一体 どうなっちゃったんですか?結局 3か月かかって超音波 いわゆる エコーを使ってその はね返りで 水位を推定するという方法なんですがこういう悪環境でも 確実にとれるような方法に変えて1月に 再度 入れ直して外側の水位と ほぼ同じだという事が 分かりましてまあ 結局そこから漏れているという事がやはり 分かった訳なんです。