地球ドラマチック 骨から探る“生きもの図鑑”第3回「“食べる”を支える骨」

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この番組のまとめ

動物によって顎の形や大きさが異なるのは獲物に合わせて進化してきたからです。 古いものから ネアンデルタール人クロマニョン人 中世のものそして 近代のものです。 こちらの近代の骨の場合上下の歯をかみ合わせると前歯に隙間ができて指が入ってしまいます。 ところが かつての繊維質の硬い食事からその度合いは 食生活によって左右され 個人差があります。 体温を調節できない変温動物のヘビは少ないエネルギーで生きています。 獲物を丸飲みし時間をかけて 消化する事でエネルギーの消費を抑えています。

ゾウの牙は 人間の前歯にあたる歯が発達したもので一方 食べる事と関係なく牙を進化させた動物もいます。 脊椎動物の口は食べるものによってさまざまな進化を遂げてきました。 アイルランド ダブリンの国立自然史博物館に奇妙な歯がある動物の骨が保管されています。 カニクイアザラシです。 カニクイアザラシは セイウチに近い種で大型哺乳類の中で 最も生息数の多い種の一つです。 カニクイアザラシという名前だしこの ギザギザした奇妙な歯でカニクイアザラシは 主にオキアミが 歯に引っ掛かって残るという仕組みです。

カラフトフクロウです。 他の感覚は どうなんですか?カラフトフクロウにとって 聴覚は一番重要な感覚だと言えます。 カラフトフクロウは北極圏に生息しているためほとんどの場合獲物は雪の下に隠れています。 これは ホッキョクグマの鼻甲介です。 ホッキョクグマの視力は人間と ほぼ同じですが嗅覚は 100倍以上 優れています。 アザラシが 呼吸のために氷に開けた穴や分厚い氷の下に隠れた アザラシの子供も 鋭い嗅覚でかぎ分けます。 鼻甲介の表面は感覚細胞に覆われています。 これは ハイチソレノドンという動物です。