日曜美術館「バルテュス 5つのアトリエ」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

そして 終の住みかとなり生涯 職人のような勤勉さでアトリエに座り続けた バルテュス。 こう 古典的でもあってシュールレアリスムのようにも見えるけれどどこにも属していないというバルテュスは アーティストに愛されるアーティストというような印象が強いですね。 キーワードは バルテュスが作品を生み出した5つのアトリエです。 バルテュスは シュルレアリストや抽象画がもてはやされる パリの画壇で自分のやり方に こだわって名を上げようとしました。

1953年 バルテュスは 突如クール・ド・ロアンのアトリエから姿を消します。 バルテュスって ロリータ・コンプレックスだったというふうにも言われてたりするじゃないですか一部で。 ロリータ・コンプレックスというその語源にもなった あの小説「ロリータ」の 初版本の表紙の絵を飾ったのが実は このテレーズをモデルにしたバルテュスの「猫と少女」という絵だったそうなんですね。 バルテュスにとっては ようやく持てた理想的なアトリエでした。

家具は 復元した壁の風合いにふさわしいアンティークをこれも また立派な バルテュスの作品といえます。 バルテュスは フランスで開く日本美術展の出品作品を選ぶため記念すべき 最初のデッサン。 バルテュスは この部屋で節子さんをモデルにローマ時代の代表作を描きます。 ほんとに数多く作品ある中であちらにも あります初めて節子さんが バルテュスと日本で出会う事になった時のどうでしょう?どうでしょうねえ。