大体 人間なんてのはですね記憶力だけじゃないんですよ。 記憶力と思考力これが並行致しまして立派な人間になる訳でございますから。 記憶力ばかり 良くて思考力が まるで 無いってのがみんな 落語家になっちゃう訳でございますから。 だから この間 そうですよね思考力が無いですからね学校寄席でもって高校生の前でもって吉原の落語 やっちゃったりなんかしてね。 それよりもな 思考力考えさえ 良けりゃいいんだから。
「いや～学生時代 恋愛してましてね卒業証書を もらった その日に長男が生まれましてね『大学を卒業しました。 「いや～ 僕もね この年になるまで独身生活をしているようでねで 僕は独身だからね 女の物も子供の物も 何もないから。 安倍の表札 僕の所へ掛けて僕は野田だからこれは アベノミクスの影響かね？」。 それで座布団代わりにしてんだね。
しかしよお前 どうでもいいけんどよ他人様の家を ガ～ラガラ ガラガラかき回すでねえよ 本当にな。 まあ～ おふくろと相談しながらそっこら中に お前頭 下げて お前 東京へ送ってんだ 本当に。 とにかく 私が 子供の時 小川でただで 取った泥鰌が東京じゃ１０万円からしますからね」。 ア～ッ まぁ しかしよお父っつぁん 汽車の中でいろいろと 考えたんだけんどよお前なんか もう高等学校の履歴書で お前「えっ？ 仕送りしてくれますか？今までどおり」。
大変な問題になるから』ってなおふくろが お前乗り気になったもんだからよ東京に よこしたんだけんどなああ どうしてこうなっちまったかな。 でも 敏夫 お前が勤めに出るとなるってぇと今度は いよいよ お前 女房だな」。
科学文明はな 宇宙の時代にいくようになったけんどよまぁ この道ばかりはな十月十日 経たねえと生まれねえらしいからよ。 あ～ 敏夫 それで お前名前 何て 付けた？ 名前。 『お祖父ちゃ～んお祖父ちゃ〜ん』って お前俺の後を追っかけてきて俺の腰に ぶら下がって『銭 下っせえ 銭 下っせえ』なんて事 言われたら敏夫 たまらなくかわいかんべえな」。 お前 ええ？ いくらスピード時代だからってよこの子が 急に 大きくなってまさか お前 お祖父ちゃんとは言わなかんべえ」。