♪~実は 5年前関さんは脳梗塞を発症。 自らの専門分野である失語症などの高次脳機能障害を経験します。 専門家としてまた 当事者として体験した障害のある世界とは一体どんなものだったのでしょうか。 荒木さん 今日 ゲストの方はリハビリの専門家の方が一転 リハビリをする側になってしまったという。 脳梗塞で倒れられたという事ですが…で 当事者となったと。 発症前 大学で研究生活を送っていた関さん。 脳血管障害による失語症患者のリハビリや臨床研究に打ち込んでいました。
これは左半側空間無視という障害です。 それはこの立方体を見て同じ図形を描くというものです。 関さんが描いた立方体は左下の線が抜け落ちています。 すごく いい機会だから立方体が見えなく…描けなくなってしまったという。 この立方体を関さんがお描きになったらこの左の方が欠けてしまってた訳ですね。 自分が これまでセラピストとして検査してまさに この検査でした。 一方で 当事者になって分かった事の中で麻痺についてはどんな事を感じましたか?それと同時に感覚障害も つらいものです。 感覚障害…?はい。
ああ! できた!こういう不自由な事をちょっとした工夫で楽な生活ができるような事をしている一方で地道なリハビリこれも 大事な訳ですね?脳の可塑性というのは…?可塑性というのは脳が 元来 持っている機能を復元できる事です。 これまでの経験を生かしここで 失語症などのリハビリを行います。 東京・板橋区にある病院が勤務するセラピストのために研修会を開きました。 自分で 原稿を事前に用意して話したい内容を漏れなく 盛り込んでこの日 若手のセラピストを中心に100人以上が 会場に集まりました。