この結果 餓死事件や心中事件が起こって初めて表に出てくるというケースが少なくありません。 その中でとりわけ困窮しているのが母子世帯 シングルマザーの世帯です。 徳丸さんは 去年の6月 大阪で生活に困窮する子どもたちを支援する団体を立ち上げました。 孤立し 助けを求められずにいるシングルマザーと子どもたちを見つけ出す努力を続けています。 亡くなる前年母親は市役所に生活保護を受けられないか相談に行ったものの断られていました。
貧困から脱しようと多くのシングルマザーは生活保護を受けられないか市役所に相談に行っていました。 本来なら受給できるはずのシングルマザーでも働けると見なされて受け付けてすらもらえませんでした。 半数以上のシングルマザーが非正規雇用です。 その結果 仕事に追われ親子で触れ合う時間がなくなり長時間 働き続ける母親を子どもたちはどう思っているのか。
そういう時に靴が小さくて履けなくてこういう現状を見ると何で こういう状況に陥ってしまったのかと考えてしまうんですが湯浅さん どういうふうに考えたらいいのでしょうか?子どもの気持ちとしては「自分自身からの排除」と言ったりもするんですけど。 しかも 働いていたとしても半数以上が非正規雇用という状況でその中で 生活保護の助けを借りている世帯は15%もないですよね。 私たちのシングルマザーの調査の中でも今のデータと同じような状況というのは見えておりましてホントに 社会構造の問題だとしか思えないと感じています。