故宮の名品 いわゆる故宮文物の最大の特徴。 だから 今日は故宮文物からどのようにひもといていけるか本当に楽しみです。 今回は その故宮文物の中でも名品中の名品とも言われる書の作品も来日しています。 膨大な故宮文物の中でも至高の名品とされる…11世紀 北宋時代の書です。 清の時代 「寒食詩巻」は皇帝の宝としてここ 円明園に保管されていました。 「寒食詩巻」の作者も また波乱の人生を送った人物でした。
まずは 故宮文物の中でも名品中の名品とも言われる書の作品を堪能しましたがこうした 故宮のコレクションにはほんとに大きな特徴が1つ あるんです。 やはり 故宮コレクションの最大の特徴というのはこうやって代々の皇帝に継承されてくる。 では一体 こうした故宮のコレクションはいつ どのように始まってそして なぜ ここまで しっかりと受け継がれてきたのか当時の開封は人口100万を数える巨大な都。
これは 徽宗自身が詩を作りまして自ら書いているんですけれどもこういった独特な書体 「痩金体」と言われているんですが「既に丹青の約有り」というのは「丹青」というのは絵画の事を指しまして徽宗は 「私は もう絵画との契りがあります」という事を言ってるんです。 そして 4句目でその絵画との契りというのは「いついつまでも…頭が白くなるまで私は描き続けていくんだ」という徽宗の絵画に対するあるいは芸術に対する意志を強烈に表明しているそういう詩になるんです。 清は 17世紀北方の満州族が打ち立てた異民族王朝でした。