「100分de名著」 司会の…さあ 伊集院さん「アンネの日記」いかがですか?ほぼ お初だったですけど。 1944年の春に オランダ政府がラジオで もし戦争が終わったら歴史的資料として 広く集めたいという呼びかけがありましてそれを聞いたアンネが自分の日記も 是非ね世の中の人に見てもらいたいと思って 清書するんですね。
しかも最初は何か つまんない子と思っていた マイナスから急に グググググッとプラスに成長していく この落差がさまざまな思いを抱えているのだと気がつきやがて2人は 毎日のように屋根裏部屋で語り合うようになります。 ちょっと ウインクされただけですごい胸がドキドキしたりとか。 ある日 アンネは いつになく感情的になります。 それ以来 アンネは 自分を制御してペーターとの関係にも距離を置くようになりました。
隠れ家生活の中でね アンネはまだお姉さんがいたので彼の人生にとって 本当に輝かしいものであったはずだ。 だんだん 「お母さんが 自分の事を分かってくれない」ってキーッとなってた あのアンネからだんだん 「お母さんがいかに自分を子供扱いしようとそれは お母さんの問題である」と。 臨床心理士の河合隼雄先生が思春期の成長について こういう文章を残しておられるんですね。