サイエンスZERO「“ぼんやり”に潜む謎の脳活動」

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この番組のまとめ

そもそもこれまでの脳科学っていうのは計算して下さいとか何か課題をやってもらう時の脳の活動をメインに調べてきたんですよ。 …で このうち例えば 本を読んだりそれから 仕事をしたり料理をしたりといった意識的な活動に使うエネルギーの量って奈央さんどれくらいだと思いますか?このうちの…?このうちの。 つまり 脳が使うエネルギーの大半はぼんやりとした脳の働きに最初に メスを入れた一人マーカス・レイクル教授です。 レイクル教授は 何もしていない時の脳の部位ごとのエネルギー消費量を調べてみました。

海馬って聞いた事ありますか?記憶と非常に関連の深い領域ですがデフォルトモードネットワークの一部にその海馬が含まれている場合があります。 例えば こう ものを書いていて長谷部選手が行っているぼ~っとした状態それと 本当に同じかどうかはちょっと分からないんですけれども座禅を組んでる時あるいは 何か めい想の時その時の脳活動とこのデフォルトモードネットワークというのは関連してる可能性もあると思います。

実は これ安静時の脳のネットワークを調べる検査なんです。 左が50歳未満右が70歳以上の高齢者の脳のネットワークです。 まずは緑色の デフォルトモードネットワークに注目。 だから 今 脳のネットワークの代わりに道路網で考えます。 デフォルトモードネットワークはこちらの領域から成るネットワークでしたよね。 実は 先ほどの安静時の脳のネットワークを調べる検査。 アルツハイマー型認知症の人特有のデフォルトモードネットワークのつながり方が明らかになったのです。