NHK俳句 題「秋の水」

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この番組のまとめ

最近 「拔辨天」という第二句集を出されまして幻想的な鮮やかな幻想俳句をたくさん お作りになってます。 そういう出会いから 時々句会も ご一緒に?そうですね。 「秋水」で「魚」を詠んだ句たくさんあったんですが「身を翻す」というその動きを詠まれたのが取り合わせがとても感覚的で秋の水の澄んだところに少年のボーイソプラノの声を感じ取って響き合っているのを感じているというのはすばらしいですね。 それが ちょっとロマンチックでいい句だなと思いましたね。 生活感が よく出てて いいです。

静養のために 帰郷した時句会で出会ったのが俳人 秋元夫死男です。 ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品はこちらの NHK俳句テキストに掲載されます。 俳句というのは 五七五非常に短い詩なのでそこには重複を避けたいところですね。 「NHK俳句」では 兼題を出してそれを作って頂いています。 その解説は 秋の水の事が書いてある訳ですが俳句を作る時にその解説の言葉から発想はしないでほしいと思うんですよ。

スランプの時には 特に「歳時記」を開いてもらいたいですね。 「龍雨」というのが増田龍雨という俳人ですね。 江戸俳諧の流れを引く人でちょっと古風な句風だったんですけども。 それにしても 「秋の水」という事で兼題で詠むという事についてはいかがですか? 句会ですけどね。 兼題で作らないともう どうしても季語が自分の好みで偏ったりしますので句会で兼題によって俳句を作るという方がやっぱり句の作り方が広がってきていいんじゃないかなと思います。 やっぱり 座の文芸というふうに芭蕉以来ずっとそういう俳句の…。