「般若心経」 第3回は「無が教えるやさしさ」と題して全ての固定観念を「無」と捉える革新的な思想へと ご案内します。 「般若心経」で 前回は「空」という事を お話しましたがこれは全体的に言いますと我々の固定した観念を一度 リセットして 元に戻して確かに 「無」はいっぱい出てきましたね。 いつ 「般若心経」に出会ったんですか?昔 海外で バリバリ働いてたんだけど行き詰まっちゃってさ。
でも 一方で やっぱりこれだけ「無」今まで自分が こうしなきゃってルールと思って頼りにしていたものも全部 無ですって言われちゃうと取りつく島がないというかどっちに進んでいいか何をしていいか分からないという不安感もあるんですが「般若心経」では どういうふうに生きればいいと言っていますか?それは やはりね私は今の自分を変えたいんだと。
じゃあ さえてた時は何やってたの?開発です パソコンのマニュアルソフトの。 マニュアルね。 マニュアルとか プログラムとか今は ほんとパソコン主導の世の中だよね。 どうしたら全ての物事に 万能で完璧なマニュアルが作れるんでしょうか?それさえ作れれば 僕は辞めさせられずにすんだのに。 悟りを獲得するための 一番大切な道具である知恵というものも知恵の完成という 最高の知恵で世の中を見た時には普通に言っている悟りというような決まったゴールの枠組みも消えてしまいますという事です。