ニッポン戦後サブカルチャー史 第8回「90年代(1)セカイの変容」

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この番組のまとめ

おなじみ…まさに この時代に演劇活動を加速させ岸田戯曲賞を受賞した 奇才が愛と独断の90年代論を展開!更に 日本 大好き!ハーバードの修士論文のテーマが村上春樹という アメリカ人…いや バーチャルボーイっすよ?テニス やりました?テニス? すっげえ やりましたよ。 今日は それで レコードをまだまだ いろいろあってですねPrimal Screamっていう。 90年 リリースPrimal Screamの「Loaded」。

重力や空気と戯れるかのような舞踏家 勅使川原三郎の型破りな身体表現。 90年代は 全国で道路建設が進み地方都市でも まるで 首都圏のような郊外化が加速していた。 どこの街にも 道路沿いにはショッピングセンター コンビニエンスストアなどが建ち並ぶ。

あれって 結構80年代的なものに対するちょっと 諦めっていうか今まで80年代って すごいSFが はやったり みたいなUFO 来た時代だったじゃないですか。 みんなで70年代 80年代ぐらいまで「UFO 来るかも」みたいな期待感があったけどやっぱり この時代はUFO来ないんだ みたいな。 この番組が「ニッポン戦後サブカルチャー史」ですけどサブカルチャーが 90年代になって「サブカル」っていうふうに言われる。 例えば 「サブカルチャー」っていう言葉で対抗するために前も言ったとおり「ハイカルチャー」があると。

「サブカルチャー」と「サブカル」ってじゃあ 目的が違うって考えていいんですか?結果的に そうなったというふうに捉えて いいんじゃないかな。 すごい 身体改造もあったでしょ?舌ピアスとか 結構90年代 やっぱり 原宿カルチャーですごい はやってた印象がありますね。 だから そこで言うとサブカルチャーというのは「外」 外側に向かっての何かだったのが内向化した サブカル。 大規模地震は 戦後高度経済成長によって生まれた都市を崩壊させた。

それを自覚し 演劇の世界で新たな試みを模索した一人が95年に岸田戯曲賞を受賞した…新しい身体感というのを演劇に見ると平田オリザが ここで「現代口語演劇のために」という本を出したのも 95年なんです。 それは 役者が「歯が痛い」という事を演技するというのは過去の演劇だったらそれを表現するのがうまい俳優っていう事だった。 劇作家 平田オリザは 「私は歯が痛い」というセリフに対して現代演劇の観客は納得しない。

そこで 当時 「Quick Japan」が8月に出た9号から 13号までずっと 「エヴァンゲリオン」を取り上げてるんですよ。 「エヴァンゲリオン」の熱狂的ファンである野火ノビタは一オタクという立場から こう語る。 R.D.レイン これは 「エヴァンゲリオン」でもしばしば引用された実は 心の中に ひき裂かれた私たち自身が描かれてるんだと。 「エヴァンゲリオン」を見る事によってやっぱ それは 鏡像であると。

コンピューター画面という仮想空間を通して感じる 対戦相手の気配。 それで よく実家に一番近い ゲームセンターまで歩いて 多分15分ぐらいかかったんですけど「バーチャファイター」とかやってたんですけどその時 ちょっと暴力的なゲームだったけど日本の とても 治安いいですね。 プレーヤー同士が ゲーム機を接続する通信ケーブルにつなぎ一方 当時 文字画面がメインだったパソコンでのコミュニケーション。 ピエール瀧が 恋愛相談に乗ってくれる失恋レストランや洋服や帽子を 実際に購入する事ができる ショッピングセンター。