ETV特集「私たち抜きに私たちのことを決めないで~初期認知症と生きる〜」

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この番組のまとめ

この日 「初期認知症」の人たち自身が日頃 思い悩んでいる事を語りました。 語り始めた 初期認知症の人々。 ここで行われる「認知症入門」の授業では認知症の人自身が先生役を務めます。 森林浴ウオーキングなどに 認知症の人に参加してもらう場合やめた方がいいです。 1999年 イギリス政府の地方分権政策によりそして 認知症に関する政策を決める 自治政府の会議に参加。 アルツハイマー型や 脳血管性認知症などさまざまなタイプがありもちろん「認知症である」という診断はスコットランド。

初期認知症に よく見られるすれ違いが起きていました。 以前は銀行で働き 30人以上の部下がいた人ですが認知症と診断され その事実をなかなか受け入れられず気分が沈んでいる人を放っておく事は 私にはできませんでした。 研究の結果 認知症の人たちは自分が認知症である事を十分認識しており診断を受けた事について結局は「よかった」と考えている事が分かりました。 プロジェクトが終わりに近づくにつれ私たちは 研究成果を世間に知らせたいと考えその中で 認知症の人たちにも発表をしてもらう事にしたのです。

ここが 「認知症ワーキンググループ」が最初の頃会議を行なっていた部屋です。 「さあ グループを始めよう!」他の人たちにも呼びかけて最初 私の役割は 認知症の人たちに集まるよう呼びかけ発言の場を求めてブレンダが働いていたアルツハイマー協会に働きかけました。 アルツハイマー協会は1979年に設立されスコットランド全域に 60か所以上の拠点を展開する民間団体です。 しかし実際には意見を述べるのは常に家族であり認知症の本人が発言できる場はありませんでした。

夜 父が床に就くのを手伝っているとアルツハイマー型認知症と診断されました。 世界10か国以上の認知症の人々。 この日 話題に上ったのは英語で「認知症」を意味する「dementia」という言葉について。 私は 認知症が進むにつれて自分に 今できる事をやり続けるのが難しくなっています。 初期の認知症の人たちは政策や実践を変えるために有効な提言を行えます。 その信頼があるのは認知症ワーキンググループのおかげです。 日本でも 初期認知症の人たちが声をあげ始めています。

で アルツハイマー病じゃないかという疑いがしかし これから どうなるのかどう過ごすべきなのか自分が この世に存在している事が家族にとってもすごく負担でしかないようなそんな不安感…。 いろんな事を試してみたり挑戦していって病気であっても 一人の人としては生き抜くっていうか何か 役割を失わないようにして差し上げる事が大事なんじゃないか いう事でそういう生活面のアドバイスであるとかご相談に乗るとかそういう事をさせて頂いて。

日本でも認知症の本人が 講演などで自分の体験を語る機会が増えてきました。 医師や介護職 行政報道関係者などが認知症の人の側に立っていない現実が 明らかになっていました。 その中で「認知症初期集中支援チーム」を編成する計画を打ち出し現在 全国14か所でモデル事業を行っています。 結局 初期認知症の人本人への支援は不十分であるという指摘が数多くあがっています。

Hello! Come in.間もなく自宅にやって来たのはトレイシー・ギルモア。 ところが 打つのを忘れたり間違って二度打ってしまう事がトレイシーに相談しながらアラームなど いろいろ試した結果認知症の人と家族にとってどこに どんな支援があるのかはなかなか分からないものです。 トレイシーは ヘンリーを 認知症についての勉強会に誘います。 このように認知症と診断された人が周囲の人々との つながりを失わないように支援するのもリンクワーカーの役割です。