「NHK俳句」 毎月第3週の選者は櫂 未知子さんです。 お手元にありますけれどもこれが 秋の季語なんですね?秋の夜長にふさわしいであろうという事で秋の季語になっているんですがもともと木綿が行き渡る前に麻や葛などの繊維を柔らかくするために用いられた道具でございます。 今日は エッセイストの岸本葉子さんにお越し頂きました。 岸本さんは 2008年にこの「NHK俳句」にご出演。
動詞1つで 全然世界違ってきますよね。 以上が入選句でした。 では 特選三句をご紹介する前に「俳人のことば」をご覧下さい。 見ておりますと どんどん花が湧いてくるようでしかも まぼろしの花まで湧いてくるような気がしまして現実と幻想と交互して花盛りを演出してるといってもいいでしょうかね。 平成9年 63歳でこの世を去った上田五千石。 一人称の文学としての俳句を追究し続けた生涯でした。 一席は どちらでしょう?佐藤博一さんの句です。
それでは 櫂さんの年間のテーマ「日本の季語遺産」。 そのために この季語が…季語といいましょうかね季語としては認識されてなかったかもしれないけどもこういう道具があったと。 今あまり見られないからといってその季語を「歳時記」から削除するというのはかつての日本人の暮らし方を否定する事にもなりますのでやはり こういう季語は 是非生かしていきたいなと思うんですね。