オイコノミア「“0円”のナゾ」(後編)

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この番組のまとめ

行動経済学では 実は 人が「社会規範」と「市場規範」の両方の世界に生きているという。 社会規範と市場規範。 社会規範とは家族や知り合いご近所などそれに対して市場規範は合理的で シビアなお金を介したやり取りのことです。 ところが お金の話抜きで「助けてください」と言われたら社会規範を適用して困っている人のために進んで 時間を割こうというふうになるんですね。

例えばね ボランティアというのを考えてみましょうよ。 人の役に立ちたいという内発的なモチベーションでやっているボランティアに金銭的な報酬を与えてしまうとかえってモチベーションが下がってしまうということがあるんですね。 好きでやってたものが報酬というのを与えられるとモチベーションが変わってしまう。 そのモチベーションの変わり方がちょっと不適切だったらかえって やる気がなくなっちゃうことがあるんですよね。 モチベーションと お金の関係をイスラエルの経済学者が検証した例があります。

僕 この社会規範と市場規範のお話を聞いててちょっと思うのが ホントはそのとおりだなと思うんですけどたまに ちょっと強制的な社会規範みたいなの あるじゃないですか。 参加して 月1万円 年間12万円を社長である岡田 斗司夫に支払います。 社員さんからしたら12万円 納めてて サボってたら何の意味もないから 12万円払って岡田さんから 何かを学ぼうとするから 働く?一緒に仕事をしないと 損だって考え方になるんですね。