ミュージック・ポートレイト「樹木希林×寺田農 第2夜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

劇団 文学座のアトリエ。 マイナスBC マイナスC。 役者人生の原点 文学座のアトリエで語り合います。 役者一筋 半世紀2人の人生を 音楽でつづります。 30代 希林は「寺内貫太郎一家」で脚光を浴びお茶の間の人気者になります。 ドラマ「ムー」で共演した新人岸本加世子とあの人気CMシリーズも始まります。 私は 全身ガンだって言ったら芸能界のガンだって言うからそれは言えるねって思ったの。 芸能界を捉えた時に案外 いい所じゃないの。

佐久間さんに何の用ですか?監督は 鬼才 相米慎二。 相米作品って薬師丸さんも そうだしそれから亡くなった夏目さんとか斉藤由貴さんとかいろんな女優さんいるけどみんな 「相米 死ね~!」みたいな絶叫して泣くんだけどもそれでも 最後に上がってきた作品の中ってさやっぱり もう一回相米さんと やりたいってみんな思うんだよな。 相米監督との出会いで表現の可能性に目覚めた寺田。 主役は 余命いくばくもない置屋の女将 吉永小百合。

希林は 「朝ドラ」の要といえる役を堂々と演じ芸術選奨文部大臣賞を受賞。 更に 相米慎二監督に誘われロマンポルノにも出演。 鬼才の描く エロスの世界で主役を演じ映画祭で主演男優賞を受賞します。 ベートベンのオペラ「フィデリオ」の歌や生演奏の間に セリフを朗読する新しいコンサートスタイル。 実相寺演出のもと読めるはずもないオーケストラの譜面と格闘していた寺田。 極度の緊張感で聴いたのが「フィデリオ」の序曲「レオノーレ」。

己の命の終わりを見つめた時心に響いてきたのがジョン・レノンの「Imagine」。 ♪「Imagine all the people」♪「living life in peace yu−huh」♪「You may say I’m a dreamer」ジョン・レノンさんにはヨーコさんと東京へ来た時に内田から 突然電話が かかってきて電話かかってくる時はけんか腰になるんだけどその時は「ちょっと オークラに来てくれ」。 「Imagine」のメッセージがそうですね。