「今そこにある無業社会」を語るため4人のゲストが スタジオにやって来た。 無業者と失業者は 違うんですか?若年無業者って何なんですか?もう一回 改めて説明して頂いてもいいですか?シンプルに申し上げるとですね若年者で 働いてなくて学校も行ってない人の事ですね。 若年無業者とは 仕事をしていない15歳以上 34歳以下の若者の事。 以前も いわゆる ニートの問題はよく取り上げられたが今 増えている若年無業者は教育も受け仕事を求めているにも かかわらず就職できない若者たち。
よくある質問だと思うんですけど あの…仕事を選ばなかったら 何かしらアルバイトはあるんじゃないかとかそういった問いというのはされたりは?仕事をえり好みしているだけでは?このデリケートな問いに自立支援の現場は?学生さんの方が採用されやすくなっている時代で。 それは 実は同じような経験あってですね2年ほど前に 国がひとり親就業支援というもので片親の親が 就業できるように助成金を払って「いやいや そんな私には無理です」みたいな形で使わないでいい仕事を考えるかどっちかになると思うんですけど。
じゃ そこで ふんばるというか工夫するというかそれは わりと飛んでるかもしれないんですけどでも それはたまたま モンゴルだっただけでみんなが楽しんでもらえる企画なんか ないかなと思ってたまたま 学生の頃モンゴル よく行ってたから向こうの人で 遊牧民となんか やらんかみたいな伊藤さんの場合 モンゴルの知り合いとか いろんな資源があってそれが たまたまお金に できたわけですけど例えば 古賀さんのNPOとかに来る人っていうのはそういう資源だとか 使えるものはほんとに全くない人が多いのかそれとも 本人が気付いてな
そのわりに 結局 要は正社員の制度を拡充してったら経営者から見ると 「あれ?正社員って一回 採用するともう クビにできない」。 そしたら 正社員の間口を狭めるしかないっていうので正社員比率が下がった。 でも 日本の社会保障とかいろんな社会の仕組みが非正規全体の仕組みにはなれていない事が今 問題だと思うんです。 グローバリゼーションに影響を受けたという意味だと資本主義の話でいくとですね私 最近 勉強してる話で公益資本主義と株主資本主義の違いという話を聞いて結構 感銘を受けたんですけど。
スカウトが来るみたいなそういう個人の与信がですね立ち上がってきてる感覚があるのでそういった意味でいくと 今日本社会にとって必要なのは個人のための インフラづくりのために公益資本主義をもっと推し進めていくべきだみたいな事は 個人的に思います。
伊藤さんのコミュニティーって 意外と誰でも入ってきていいんですか?それとも 条件はありますか?そこら辺は あんまり厳密すぎるとすごい窮屈になるからあんま オープンにはしないけどたまたま 知り合いの知り合いとか更に その知り合いとかでたどりついた人はなんとなく遊びにきてもらって遊びにきてもらって良さげだったら住んでもいいよというかいつでも来て 泊まりたい時泊まったらどうかというそういう緩やかな運営をしてますね。
働く事で承認される世代?無業から救うすべは?古賀さんは 現場から見られてて国とか行政が どんな制度を若者に提供してくれたらもうちょっと いいのになと思う事何か ありますか?福祉的な保障というのは保護者も一番 心配するポイントではあるんですよね。 そういう意味ではアルバイトを せっかく続けてきても正社員になんなくちゃいけないから 辞めて就活をして でもうまくいかなくなって という悪循環に陥る方もいらっしゃってそういう福祉的な保障というので困ってしまう。
太極拳を なんぼしても なる時はもちろん ありますけどなんか そっちに エネルギー注ぐと可能性が減ってくじゃないですか。 無業社会に おびえない生き方とは?その転職の情報って 一体どっから入ってきやすいのかっていうのを 実証的に調べたのがグラノベッター先生の研究で。 では「弱いつながり」に必要なのは?佐々木は 人々の信頼関係を変えるインターネットに希望を見る。
愚直でもいいから まじめに人に対して 自分のものを与え「ジョブトレ」という トレーニングプログラムでは仕事に就いたあと「ウィークタイズプログラム」というのを用意してるんですね。 そこで 就農してる人たちが人手が足りなくて 困っているところに基本的には もちろん両方なんでしょうけれども厳しめに言うと 本人が動こうとしなければいけないので環境のせいにしつつも 自分がその環境を選ぶっていうのを本人が選択していかないと基本的には進まないですよね。
これ ポートランドの街なかに「KEEP PORTLAND WEIRD」っていう。 うわ~! そんな?ポートランド自体で お金って回ってるんですか? 経済として成立してる?僕も ポートランドにずっと住んでてこの人どうやって やってけてるんだろうなって思うところ結構いっぱいあってでも そういう人は家で もともとピザ屋やってて自分で レザーグッズを作ってみたいって半分 工房に変えちゃったりとか。 自分が個人商店でやってたら 他の友達の個人商店を サポートするし世界に広がる ポートランド文化。
互いに ジレンマを抱きつつ日本社会は どう変わる?多いかどうかは うちに来る若者の保護者のご相談を伺う時に保護者だけではなくてその周りですよね。 いやおうなしに 多分これから失業者は増えていくしどんどん 無業社会だって認識が広がっていくわけじゃないですか。 今 新しい動きで「地域限定正社員」というのを言い始めたじゃないですか。 どういう事かというと 正社員って実は割と変わっててどんな職種でも どこの場所でも働くという事を条件に全て会社都合の代わりに基本的には長く雇用を保障するよという仕組み。