最終回は また違った切り口でこの「般若心経」を理解していこうという事なんですよね。 「般若心経」の一番のテーマは実は その見えない力神秘というものをどうやって 我々が体得してそれを信じるのか そこが実は一番大切な ポイントなんですね。 そして 2011年 東日本大震災と原発事故の体験から仏教的人生観が 今の時代を生きる力であるとの思いを強め日々新しく生きるための知恵を発信し続けています。 それは 本当にお経ならではの力でもあると思うんですけど能除一切苦真実不虚」と読みますね。
これは 「ガテー ガテー」というような サンスクリット語が呪文として 既に作られていたんです 最初から。 とりわけ神秘的な力を持つこの部分は古代インドのサンスクリット語で呪文として作られました。 「般若心経」の言葉は その意味にも大切な教えがありますが音の響き一つ一つに 見えない力があると信じられてきたのです。
この「般若心経」の中身はやはり 「空」とか「般若波羅蜜」というように言葉で説明しきれないような…何より大事な一つの行動になるわけなんですね。