先人たちの底力 知恵泉(ちえいず) 発信力を磨け!ジャーナリスト 宮武外骨

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この番組のまとめ

だからね 発信力を高めないとお客さんは ついてこないよって。 私自身もね ちょっとね発信力を高めようと思って勉強したものがあるんですよ。 ツイッター フェイスブック ブログ今や 誰もが情報発信できるいわば…そこで発信の知恵を学ぶなら この人。 明治時代 近代国家建設への第一歩を踏み出した日本。 当時 珍しかった写真印刷やポップなイラストを多用したまさに…信じるメッセージを人々の心に突き刺す 宮武外骨。

今日はね 皆さんにお見せしたいものがあって持ってきたんですけども外骨の 何というか出発点 原点みたいな新聞なんですね。 外骨が 19歳の時に発行した…これ 実は パロディー新聞なんです。

宮武外骨が江戸から明治へ変わってきた中で受けたきしみと何か共通するものをちょっと感じますね。 宮武外骨の知恵を たっぷりと味わって頂きたいと思います。 一方 大きな影響力を持った「滑稽新聞」は検察当局にも警戒されるようになり外骨には こんな裏取引が持ちかけられます。 ところが 外骨は 検察の要求をあっさり受け入れ収賄の情報を教えてしまいます。 外骨は すぐさま収賄事件の一報を「滑稽新聞」に掲載します。

選挙の候補者はそうした富裕層の自宅を…なんと 突然自ら衆議院の総選挙に出馬!他の候補者たちが行っていた金にものを言わせた選挙活動を一切せずに戦うと宣言し注目を集めます。 外骨の行動の特徴っていうのは過激な行為プラス 絶妙なキャッチコピーというのが あるんですよね。 例えば 今のお話で言いますとこちら 「選挙違反告発候補」。 他にも 「予は危険人物なり」「死体買取人を求む」「廃姓外骨」。 「選挙違反告発候補」というのも 普通に…確かに そうですね。

明治時代のグルメ雑誌。 中学受験!やっぱり立身出世の時代ですから。 やっぱり 雑誌が出るというのは社会にある いろんなものの映し鏡みたいなものですから例えば 受験雑誌なんて その当時どんだけ部数が出ててもそれを保存する場所というのは案外 少ないのでそういう意味でも 明治文庫の存在は ユニークであると思います。