先生 この「枕草子」といえば誰でも知ってるような有名な作品ですよね。 それにね 日本文化を理解する時に欠かせない作品だと思っています。 さあ それでは初めにですねその「枕草子」の基本情報見ておきましょう。 ここまでは 随筆というのはなかったんですか?随筆って ほら自分の考えた事とか 思った事経験した事を書く文学ジャンルですよね 自由に。 大体 大きく内容別に見ると3種類のものが込められているのが「枕草子」です。 これを 系統別に整理していくと4系統に分かれますよというので「写本は4系統ある」と。
片仮名で「すごくステキ」入っちゃいます?あのね ここの所「たなびきたる」と連体形で終わってるでしょ?という事はこのあとに 「をかし」なんていう言葉が省略されてるという事なんですよ。 サロンとは 天皇や他の貴族を歓待するための社交の場です。 清少納言も その文才を生かしてサロンの一員として活躍できると見込まれたのです。 「枕草子」には 2人の関係を表す興味深いエピソードが記されています。 定子の勧めもあって宮中での出来事を「枕草子」にしたためていったのです。
そのサロンの一人としてスカウトされたのが清少納言。 それが 自分たちがサロンを形成している女房たちが優れていればいるほどそのご主人格の定子様も非常に もう よくなるわけですよ。 定子様と出会ったという事が清少納言にとっては 本当にすばらしい事だったわけですね。 定子様との思い思われの関係というのは「枕草子」の中の 258段の「うれしきもの」にちょっと出てくるんですね。 そういう関係なんですよ定子と清少納言って。 清少納言の筆は 聴覚の世界も鮮やかに描き出しています。