100分de名著 枕草子 第2回「魅力的な男とは?女とは?」

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この番組のまとめ

作者は 宮中に仕えていた清少納言という女性です。 僕らにとって 試験問題の一つでしかなかった「枕草子」が魅力的に ぐんぐんなってきましたね。 今日 ご指南頂くのは埼玉大学名誉教授で平安時代の文学に詳しい山口仲美先生です。 ずばり伺ってもいいですか?清少納言は どんな男がいいと?意外とミーハーなんですか 清少納言。 では まずは「枕草子」に描かれた魅力的な男 見てまいりましょう。 魅力的な男 続いて清少納言が注目するのは ファッションセンス。 だって当時の女性って一夫一妻多妾制でしょ。

それを スパッと言えるこの清少納言の勢いのよさ。 実は この清少納言男性だけでなくて女性の魅力についても書いてるんですよね。 清少納言が 女性の魅力として挙げるのは まず教養がある事。 清少納言も 非常にミーハー的な所がありますからそういう物語を 背後に考えてわびしげに住んでいる女性が魅力的だと言ったんだと思います。

宮中における プライベートな空間は廊下の一部を 簾や几帳で仕切っただけ。 『誰それね きっと』と ふっと推測できるのは結構面白いわね。 ですから 当時は…「堤中納言物語」という 面白い短編物語があるんですけどこれは 娘さんを連れ出したって思ったんですね。 一方 知りたいのはさこの清少納言自体の色恋沙汰。