「今夜は 炊き込みご飯よ」とか「五目」とは「五品目」という意味ではなく「たくさんの種類」という意味合いなんですね。 昭和37年2月の「きょうの料理」で料理研究家の土井 勝さんが紹介した時は「五目炊き込みご飯」ではなく「かやくご飯」という名称でした。 古来 味や においがきつい漢方薬を服用する際他の生薬や食材を加えて味を調え 飲みやすくしました。 主食と総菜が一体となってうまみを醸す「五目炊き込みご飯」。 いつしか 昭和の食卓に欠かせない家庭料理になっていきました。
そうしまして こんにゃくは短冊切りと言いますけれどもこんなような 薄く…。 その次は ごぼうですけれどもごぼうは 短冊切りにすると堅すぎますのでちょっと厚めのささがきにして頂いて酢水につけて 色の変色を防いで水を よくきっております。 そして こんにゃくと同じようににんじんも短冊切りです。 最初は中火ぐらいで そして煮立ってきたら 火を弱めてそして コトコトというふうにして3~4分 煮ていくわけです。 でも 火を通さないと困りますので 通してこの 具の方は出来上がりという事になります。
清水さん これ 目指すポイントは?そして ここに 里芋が蒸し上がっているんですけどこの里芋は 泥がついてますから買ってきたらたわしで よく こすって洗って皮付きのまま蒸して下さい。 これ ゆでないで蒸すという事でいい事があるんですか?ゆでるという事は 里芋の中に水分を入れてしまう事ですけど蒸すというのは 反対に里芋から水分を取りますので蒸す方が 次のお味をよく しみ込ませる事が…。 里芋は皮付きのまま 中火で17~18分間 蒸して下さい。