サイエンスZERO「夢の生物農薬“飛ばないテントウムシ”」

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この番組のまとめ

…で このテントウムシを使った農薬の開発が今 熱いんですよ。 広島県福山市にある…こちらが飛ばないテントウムシの生みの親…飛ばないテントウムシを作るために使用したのがこの竹とんぼのような道具。 世古さんは野生のテントウムシの中から飛ぶ距離が短いものを選抜していく事にしました。 30世代目で ついに飛ばないテントウムシが誕生しました。 飛ばないテントウムシを放すと1か月もの間アブラムシの発生を極めて少なく抑える事ができたのです。

これは フライトミルで選抜する際本来は 飛べるはずの個体が大量の飛ばないテントウムシの中からフライトミルを使って飛ぶ力が回復してしまった個体を捜し出すのは大変な労力を要するため代わりとなる方法を考える必要がありました。 そこで 世古さんが考えたのがテントウムシの習性を利用して簡単に選抜する方法。 まず 容器の中に フラスコを入れその中に テントウムシを入れます。 さあ こうして誕生したのが飛ばないテントウムシの農薬です。

生物農薬って いつごろから注目をこれほど 浴びてきたんですか?テントウムシの品種改良って ものすごい時間がかかってたようですが例えば 遺伝子組み換えみたいなハイテクの技術とかは使えないんですか?基本的に 組み換え生物を野外で使うというのは一般的に ちょっと受け入れがたいという事でなかなか難しい面がありましてね。